<スコア>日本オープンゴルフ選手権
2021年 日本オープンゴルフ選手権競技
期間:10/14〜10/17 場所:琵琶湖CC(滋賀)
ローアマチュアは大逆転で米澤蓮 同世代アマの活躍に「焦りもあった」
◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(17日)◇琵琶湖CC(滋賀)◇6986yd(パー71)
4年連続4度目の出場となった「日本オープン」で、米澤蓮(東北福祉大4年)が自身初のローアマチュアに輝いた。3日目を終えた時点で、アマチュアトップの鈴木晃祐(東北福祉大3年)とは7打差がついていたが、最終日にノーボギーの3アンダー「68」をマーク。「良い締めくくりが出来たと思う」と、通算2アンダー38位に浮上して一気にまくった。
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3週前には一学年下の中島啓太(日体大3年)が「パナソニックオープン」で優勝。2週前の下部ツアー「TIチャレンジ in 東条の森」を河本力(日体大4年)が制すなど、アマチュアの活躍が目立つゴルフ界。「焦りもあったし、次は自分が頑張りたい思いもあった」と若手の活躍を力に変えた。
パワーゲームに対応するため、コロナ禍の昨年10月から肉体改造に着手した。体重は10kg増え、ドライバーの飛距離も10~20ydアップ。その一方で「力をセーブしないといけないショートゲームは、ちょっと違和感がある」と、得意だったショートゲームがいまは課題となっている。
来年プロ転向する予定。「なにかを変えるというよりも、今までやってきたことの精度を高めていきたい」と新生活を思い描く。将来的には「アジアンツアーやヨーロッパのQTにもチャレンジしていきたい」と海外ツアーも視野にいれるが、国内ツアーは今大会のローアマチュアの資格でサードQTから出場可能。大学生活最後の年に、価値あるタイトルを手に入れた。
◆日本オープン 過去5年のローアマチュア
2021年(琵琶湖)米澤蓮
2020年(紫)杉原大河、河本力
2019年(古賀)J.トンプソン、石坂友宏、桂川有人
2018年(横浜)金谷拓実
2017年(岐阜関)金谷拓実