<3日目スコア>~全英への道~ミズノオープン
2021年 ~全英への道~ミズノオープン
期間:05/27〜05/30 場所:JFE瀬戸内海GC(岡山)
ダボ跳ね返す3連続バーディ締め 大岩龍一がイケイケ「66」で浮上
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 3日目(29日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7349yd(パー72)
2020-21年シーズンからレギュラーツアーに参戦する23歳、大岩龍一が8バーディ、1ダブルボギーの「66」で通算8アンダー5位につけて最終日を迎える。
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5つ伸ばして迎えた後半12番でダブルボギー。ティショットを左へ曲げると「サンドで打った方がいいくらいのラフだったのに、ボギーを打ちたくなくて、無理して7Iで打ってしまった」。60ydほどしか飛ばせず、第3打はフライヤーで寄せが難しいグリーン奥に外して4オン2パットでスコアを落とした。
「次のホールに行ったとき、セカンドのポジションを考えたらボギーで良かったなって。レイアップすれば、ボギーで上がるのは簡単だった」と後悔したが、引きずらない。
「逆にイケイケのメンタルだからバーディもたくさん来たし、しょうがないかな」。16番(パー3)で8mを沈めると、17番は残り120ydから54度のウェッジでベタピン。最終18番(パー5)もピン位置を踏まえて第2打を寄せやすい左奥のバンカーまで突っ込み、3連続バーディで締めくくった。
統合されたシーズンで出場6試合目とチャンスは限られているが、「東建ホームメイトカップ」4位、「ジャパンプレーヤーズ by サトウ食品」7位と上位に顔を出す機会も増えてきた。「難しいコンディションで耐えるのが意外とうまい。周りが落ちるのをコソッと待ちたいタイプ」と笑った自己分析とは裏腹に、バーディ量産で好位置につけた。
「(首位と)5打差なので、ギリギリ逆転できるくらいのストローク差。5つ出して、それで上が伸びたら、しょうがない」。初優勝を狙う最終日もアクセルは踏みっぱなしで臨む。(岡山県笠岡市/亀山泰宏)