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国内初のプロアマ形式 初日はどうだった?

◇国内男子◇ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント 初日(20日)◇取手国際GC(茨城県)◇東コース6804yd、西コース6531yd(パー70)

国内初のプロアマ形式でのトーナメントが開幕し、120人のプロとともに大会初日は90人のアマチュアが参加した。昨年に全国24カ所の会場で行った予選会を突破したプレーヤーの集いとあって石川遼も「素直にさすが。これから参加されるアマチュアの方にプレッシャーかけるわけじゃないけど、こんなにうまいゴルファーがいっぱいいるんだと思った」と舌を巻いた。

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今大会は、基本的にプロ2人にアマチュア2人の1組4人スタイル。18ホールを回るのに約5時間かかる見通しで組まれていた。時間を超過した組は2コース合わせて10数組ほどいたが、石川の組では計4時間32分でプレーするなどプロ3人で組んで行う通常のトーナメントと変わらないプレースピードを見せた。

その中で、自分でプレーしながらプロの“本気”の球を間近で見られるのは普段できない体験。3週前の「中日クラウンズ」で優勝した岩田寛と同組でプレーした水野朝之さんと川本亮さんは「飛距離がすごかった。感動しました」と口をそろえた。水野さんは「緊張する中で、いかに冷静にいられるかを学ばせてもらった」と振り返った。

2週前にツアー初優勝を挙げた片岡尚之とプレーした森かおりさんと石黒明子さんの女性コンビは「ボールの初速とかスイングのヘッドスピードとか、近くで聞くと音が全然違う。すごく楽しかったです。また来年も出場したい」と目を輝かせた。「狙って奪った」という片岡の9番のイーグルにも「いつでも攻めのゴルフをしていないと上位には食い込んでいけないんだろうな」(石黒さん)と感嘆した。

アマチュアはプロからアドバイスを受けていい今大会。石川や池田勇太ら積極的にティショットの方向やスイングの癖などを教える選手の姿もあった。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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