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ツアー自己新「60」の大槻智春 プロアマ形式ならではの“反省点”

◇国内男子◇ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント 初日(20日)◇取手国際GC(茨城県)◇東コース6804yd、西コース6531yd(パー70)

大槻智春がボギーなしの10バーディ「60」で回り、ショーン・ノリス(南アフリカ)と並んで10アンダー首位発進を決めた。初日は東コースに比べて総距離が300yd弱短く、グリーンも高麗芝の西コースでプレー。好調なショットを維持できたこともあり、「スタート前は4アンダー、5アンダーのイメージだった」という予想を大きく上回った。

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プロ11年目でツアー自己ベストを更新する10アンダー「60」。これまでは2019年「ブリヂストンオープン」(2R/パー71)と同年「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」(3R/パー72)で出した「64」だった。「今日は入れたい、というホールでパットが入ってくれた」と好プレーにうなずいた。

国内初のプロアマ形式となる今大会。2人のアマチュアと同組で回ったが、もともとプレー中は口数が多いタイプではなく、初対面の相手との試合中のコミュニケーションには難しさもあった様子。「もっと会話しようと思ったんですけど…アドバイスもできなかった。反省点ですね。普通のプロアマだったらもっと教えることとかもできたけど、試合ということでどこまで教えていいのかとか、判断が難しかった。明日はもうちょっとできれば」。最高のスタートにあって、唯一の“課題”に苦笑した。

2日目は東コースに変わり、グリーンの芝質は洋芝。天候も崩れる予報だ。「マネジメント的にも、今日とは全く違うゴルフになる。今日のいいスコアのイメージを引きずりたくない」と気持ちを新たに臨む。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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