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突然のじんましん、体の痛み…40歳・宮里優作の再起

◇国内男子◇アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ 3日目(15日)◇相模原ゴルフクラブ 東コース(神奈川県)◇7298yd(パー72)

「マスターズ」制覇の偉業を成し遂げた松山英樹や日本ツアーで賞金レースを引っ張る金谷拓実、今大会アマチュアとして参戦する現役大学生も粒ぞろいの東北福祉大。宮里優作にとっては、後輩たちの活躍はもちろん、「中日クラウンズ」で6年ぶりに勝った同級生・岩田寛の復活にも心が震えた。「英樹の後だったので、なおのこと感慨深いというか、感動しましたよ」と自分のことのように喜ぶ。

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昨年6月に40歳になった。“大厄”とも呼ばれる42歳を前に、体の変化を感じざるを得ない出来事があった。「全身にじんましんができちゃったんです。突然でした」。いままで痛めたことがないような箇所に痛みが出ることもあったという。

コロナ禍で試合が開催できなくなり、空いた時間はたっぷりあった。精力的にトレーニングに励み、スイングも思い切って見直した。「去年と比べたら10yd以上、40代にして一番飛んでる」。胸を張ったかと思いきや、「でも、これが全然真っすぐ行かないんだ」と苦笑い。いまは着実に伸びてきた飛距離と感覚をすり合わせている途上にある。

強風も吹いたこの日のフェアウェイキープ率は28.57%。ショットの制御に苦しみながら、前半6番から3連続バーディ。特に後半は必死のショートゲームがさえた。フェアウェイからの2打目でグリーンを外した12番はチップイン。短いパー4の13番もウェッジショットを絡めて連続で獲ると、強烈なアゲンストに見舞われた14番(パー3)は寄せワンでしのいだ。

「一寸先は闇みたいな感じ。4アンダー出てる感じがしない」と振り返りつつ、「68」で首位と3打差の通算7アンダー4位タイに浮上して最終日を迎える。若手からベテランまでが上位にひしめくリーダーボードを見渡し、「10代も20代も、40代も頑張ってる。おじさんもどこまでできるか分からないですけど、頑張ります」。変化を受け入れながら、久々の優勝争いで新たなステップを踏み出す。(神奈川県相模原市/亀山泰宏)

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