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【GDO EYE】“飛ばし屋”VS“飛ばさない屋”

「サン・クロレラクラシック」3日目の最終組は、石川遼山下和宏津曲泰弦という顔合わせとなった。石川、津曲ともにツアートップクラスの飛距離を誇る。ド迫力の“飛ばし屋対決”に、ティグラウンドを陣取るファンからも「オーッ」という歓声が沸き起こっていた。

ここで、引き立て役となってしまったのが山下だ。ホールによっては、30ヤード以上も後方から2打目を打つことも。「今日は“飛ばさない屋”で行こうと思ったのですが…」と割り切ってスタートしたが、「ついつい力が入ってしまい、ティショットが乱れてしまった」と苦笑した。

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昨日、同じく“飛ばし屋”として鳴らすブレンダン・ジョーンズから、石川、津曲と同組に対して「大丈夫か?」と、からかわれたという。そして明日の最終日は、石川、そして心配されてしまったブレンダンと同組に。飛距離で勝負するタイプではないのに、その差を見せ付けられてしまうと力が入ってしまう…。体力で遅れを取るゴルファーの悲しい性だ。

だが、グリーンに上がるまでの2打目以降は、リズム良く常に最初にショットを打てるという利点もあるだろう。あるプロは、「遼と回る時はドライバーを飛ばさず、先に先にショットを打てるようにすることが大事」と言った。石川の動きに合わせて移動する一部のギャラリーやカメラマンを気にせず、自分のペースでプレーできると説いたもの。“飛ばないメリット”を活かせれば、山下にツアー初勝利のチャンスが巡ってくる可能性も…。(編集部:塚田達也)

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2009年 サン・クロレラ クラシック



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