昨年に続き「全米プロ」出場を決めた藤田寛之

先週開催の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で今季初優勝を挙げた藤田寛之に、朗報が飛び込んできた。世界ランキングが111位から82位に浮上し、8月13日（木）に開幕する米国男子メジャー「全米プロゴルフ選手権」への特別招待枠による出場が決まった。昨年に続き2年連続の出場となり、05年の「全英オープン」から3度目のメジャー挑戦となる。

昨年も開幕間近で出場が決まり、航空チケットや宿泊先の手配に追われるドタバタ劇に。今年は「もう慣れたものですよ」と既に航空チケットも手配済みで、時間に追われることはないようだ。

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体の状態も、昨年とは大違い。昨年は6月に虫垂炎の手術をし、復帰に約2ヶ月を費やした。復帰後から間もないメジャー挑戦に「去年は不安の中でのプレーだったけど、今年はトレーニングをしっかりとやっているし、体力面でも充実しています。ゴルフも絶好調です」と自信を漲らせる。「僕は挑戦者。自分の力を全て出し切って、どれだけできるか試す場だと思っています」。

今週出場する「サン・クロレラクラシック」はフェアウェイが狭く絞られている上、7,535ヤードは近年の国内ツアー最長。「難しいところになればなるほど、コースに挑む気になってくる。やる気が湧いてきます」。米国メジャーに弾みをつけるべく、まずは国内屈指の難コースに挑む。