北海道のザ・ノースカントリーGCで開催されている、国内男子ツアー第8戦「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の2日目。朝のうちは小雨が降っていたが昼近くには止み、風のない蒸し暑さを感じる中でプレーが行われている。

初日イーブンパーの54位タイと少し出遅れた石川遼は、この日8時20分に1番からスタート。前半の3つのバーディを奪い、勢いに乗るかと思われたが、後半は11番でボギーを叩きそれ以外は全てパー。通算2アンダーで予選2日間のラウンドを終えた。

＜＜　下に続く　＞＞

石川の見せ場は8番パー4。2オンに失敗したが、グリーンのカラーからおよそ6mの距離で手にしたのは5番ウッド。アプローチウェッジなどでボールを浮かしてピンを狙うのではなく、パッティングのように転がしたボールはそのままカップに吸い込まれるチップインバーディ。米ツアーなどではしばしば見られるアプローチの方法でギャラリーを沸かした。

13時30分現在、石川は39位タイと少し順位を上げているが、この日は多くの選手がスコアを伸ばしているため、この後多少順位は変動しそうだ。この時点で首位に立っているのは5連続バーディを奪うなど快進撃を見せた宮本勝昌。10アンダーまでスコアを伸ばしている。初日に4アンダー4位タイにつけた中嶋常幸は、4番を終えスコアを1つ伸ばし5アンダーグループに付けている。