2024/10/05GDOEYE
尾崎将司はなぜ“ジャンボ”なのか?/ゴルフ昔ばなし
2018/01/24
ゴルフ昔ばなし
“ジャンボ”こと尾崎将司がゴルフを始めたのは21歳のとき。徳島・海南高では野球部のエースとして1964年の選抜高校野球大会を制覇。翌年にプロ野球の西鉄ライオンズに入団も、67年にはプロ野球選手としてのキャリアに見切りをつけて退団という異色の経歴だった。
23歳だった70年にプロテストに合格し、ツアー制が始まった73年には初代賞金王に輝いた。青木功、中嶋常幸とともに「AON」として一時代を築き、通算12度の賞金王は歴代最多。2002年「全日空オープン」で55歳7カ月29日の最年長優勝、66歳で戦った13年「つるやオープン」初日に「62」をマークしてレギュラーツアー史上初のエージシュート達成と長きにわたって日本のゴルフ界をけん引してきた。
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尾崎健夫(ジェット)、尾崎直道(ジョー)を加えた3兄弟でレギュラーツアー141勝。ジャンボ自身のツアー制以前などを含めたプロキャリアの通算勝利は113を数え、2010年に世界ゴルフ殿堂入りも果たしている。
コロナ禍で試合数が激減した昨年はプロ51年目で初の出場ゼロ。一方で指導する原英莉花や笹生優花といった若手が国内女子ツアーで華々しい活躍を見せた。