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ノリス ながーい魔法の杖で「平均パット」1位/男子ツアー再開

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 事前情報◇富士桜カントリー倶楽部(山梨)◇7566yd(パー71)

男子ツアーは新型コロナウイルス感染拡大により中断していたシーズンを「フジサンケイクラシック」で再開する。1月の「SMBCシンガポールオープン」以来の試合で、2年にまたがるシーズンの国内開催初戦。昨季の主要スタッツを振り返ってみた。

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グリーン上のパフォーマンスを示す「平均パット」。2016年以降は池田勇太宮里優作今平周吾とそれぞれのシーズンの賞金王がナンバーワンに君臨して“パット・イズ・マネー”を体現してきた。昨季1位となったのはショーン・ノリス(南アフリカ)。賞金王争いでは2年連続で今平に及ばず2位と涙をのんだが、参戦4年目にして初めて主要スタッツでトップに輝いた。

16年1月1日施行のアンカリング禁止から1カ月後の「レオパレス21ミャンマーオープン」で日本ツアー初優勝を飾るなど、一貫して長尺パターで通算4勝をマーク。もはや代名詞となった相棒はアプローチでも大活躍し、2018年の欧州ツアー「アルフレッド・ダンヒル リンクス選手権」初日の17番ではグリーンサイドのバンカーからパターでの寄せを試みたことも。

幼少期はクリケットやラグビーにも打ち込み、「ビッグイージー」こと母国の英雄アーニー・エルスにも腕相撲では負けたことがないとか。身長188㎝の巨体、11月に入っても半袖ポロシャツでプレーする姿も相まって豪快なイメージを抱きがちだが、グリーン上のライン読みは超が付くほど繊細。日本参戦初年度56位だった平均パットは、21位、7位と年々向上し、ついに1位となった。

<2019年平均パット上位>
1/1.7324/ショーン・ノリス
2/1.7345/星野陸也
3T/1.7356/石川遼香妻陣一朗
5/1.7399/タンヤゴーン・クロンパ

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2020年 フジサンケイクラシック



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