選手入国時の検疫措置免除 WGC、全米プロを前にホワイトハウスが緩和決定
2020年 パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ(中止)
期間:09/24〜09/27 場所:城陽CC(京都)
日亜男子ツアー「パナソニックオープン」中止 入国制限ネックに
2020/07/31 15:05
日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、9月24日(木)からの開催を予定していた国内男子とアジアンツアーの共同主管競技「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」(京都・城陽CC)を中止すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響から場内の安全を優先させるとともに、外国人選手の入国時の隔離などが開催の障壁になった。
JGTOと大会を主催するパナソニックはリリースで「本大会はアジアンツアーとの共同主管で開催される国際大会であり、世界的に感染拡大防止に取り組む現状を重く受け止めました」とコメントした。
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同大会は両ツアーそれぞれの上位資格保持者ら計132人が出場。例年、フィールドの約半数を外国人選手が占める異色の大会でもある。外務省は29日、日本の在留資格を持つ外国人の再入国を8月5日から条件付きで認めることを発表したが、入国後2週間の自主隔離など行動制限は維持されることから、競技の開催には不透明な状況が続く。
国内男子ツアーは1月の「SMBCシンガポールオープン」以降、試合が行われていない。非公式開催となった7月の「ゴルフパートナーPRO―AM」(ゴルフパートナー エキシビショントーナメント)を含め、これで16試合が中止などの措置を強いられた。シーズン再開戦は現段階で9月の「フジサンケイクラシック」となっている。
アジアンツアーは3月までに4試合を消化してからシーズンを中断。直近の予定試合は「フジサンケイ―」の翌週、韓国で行われる日韓ツアーを兼ねた「シンハン ドンヘ オープン」とあって、こちらも渡航の問題が実施に影を落としている。