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家族と過ごす宮里優作の教育熱/いまどうしてる?

新型コロナウイルスの緊急事態宣言は14日に39県で解除された。事態収束への期待が膨らむ一方で、国内ツアー開幕の見通しは立っていない。選手もいまだ照準を定められず、練習も満足にできない日々を過ごしている。愛知県内にある自宅で過ごす宮里優作もその一人だ。

昨シーズンに欧州ツアーのシード権を失って、1月「SMBCシンガポールオープン」で国内ツアーに復帰した。2月にはアジアンツアーの予選会に挑戦する予定だった。だが「やる気満々だった」という意気込みは、安心できる対策を打ち出せないツアーの様子や、海外のみならず国内でも感染者数が急増する状況に崩れていった。「僕ひとりだったら良いんだけど、周りがいるとなるとさすがに自分勝手な行動は出来ない。ちゃんとした気持ちで試合に臨めないのも嫌だった」。3月開催の欧州ツアー「ヒーローインディアンオープン」(後に延期が決定)の推薦ももらっていたが、「1月中に全部そういうのは断っちゃいました」。

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ここ数年、自宅で過ごせる時間は限られていた。欧州ツアーで2年間、転戦生活をする前も、国内ツアーで2年にわたって選手会長を務めて走り回っていた。「この4年間、家にいたのは実質毎年2カ月ぐらい」。小学6年生の娘・莱杏(らん)ちゃんと小学1年生の息子・優吾(ゆうご)くんの子育ては、奥さんの紗千恵(さちえ)さんに任せっきりだったという。

「こういう職業なので、ほかの家庭とはちょっと様子が違うけど、それを本当にうまくやってくれている。料理や塾の送り迎えと分刻みで動いていて、こんなことまで一人でやっていたのかとビックリする。義理の母も近くにいて、すごく助けていただいていている」

外出自粛期間中は子供たちも学校に通えず、「プリントが支給されていて、親が先生になるので大変」とぼやきつつ(?)、子育てに参加している。「嬉しいからこっちも甘やかしてしまう。たまに帰ってきて甘い顔をするので、僕は結構ずるい」と笑う。庭でバドミントンをしたり、走り回ったりする運動はお手のもの。他にも「ドンジャラ」や「都道府県かるた」、カードゲームの「はぁって言うゲーム」など、「どうせ遊ぶなら頭を使う方がいいよねって奥さんと話して…」と選ぶゲームにも教育愛が伝わってくる。

父として奮闘するが、プロゴルファーとしてはもどかしい日々が続いている。ラウンドは緊急事態宣言が出される前にしたきりで、練習場にも行っていない。モチベーション維持のため、テレビのゴルフ番組や、「去年の今ごろは何をやっていたかという記録がある」と欧州ツアー参戦時に毎日撮影していた動画を見返す日々だ。「慣れないこともいっぱいやっているので、怪我だけはしないように気をつけています。草むしりしながら鎌で指を切らないようにとか(笑)」。転戦中は外食ばかりという食事面は「奥さんの手料理が美味しくて、ついつい食べ過ぎちゃう。ちょっと晩酌も入るから…」。体重維持も普段より難しいものとなりそうだ。(編集部・石井操)

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