石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
5年ぶりの賞金王を手にした谷口徹が4冠に輝く!
3日(月)、今季の国内男子ツアーの表彰者らツアープロが一堂に集まり、「ジャパンゴルフツアー表彰式」が華々しく開催された。最終戦で賞金王を確定させた谷口徹は、最優秀選手賞、賞金ランキング賞、平均ストローク賞、パーキープ率賞の最多4部門を獲得。最優秀選手賞は3年ぶり、その他の賞は5年ぶりと、まさに復活のシーズンを象徴する4冠となった。
谷口は壇上で「賞金ランキング賞や最優秀選手賞など、賞がたくさん獲れて最高の1年になりました。今年の男子ツアーは試合数も減ってちょっと暗かったんですが、男子ツアーを盛り上げていこうとプレーして、こういう賞をいただくことができて本当に幸せだなあと思います」と、喜びの言葉を述べた。
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また、表彰式終了後に行われた会見では、今シーズンを「次へのステップ」と表現。来年40歳を迎えるにあたり、「もうゴルフ人生はそんなに長くないと思うし、1年1年が大事。さらにステップアップして、来年はレベルを上げていきたい」と、さらなる成長へ向け貪欲な姿勢を見せた。そのための課題として掲げたのが、今季103位に終わったドライバーの飛距離だ。
「1番の課題は飛距離。日本ならともかく、海外でプレーするには飛距離を伸ばさないと。海外ツアーで痛感したし、(海外で)予選突破できない理由だと思う。長くプレーを続けるためにも、飛距離は大事」と神妙な表情で話す谷口。ワールドランキング上位の枠で、来年の海外メジャー「マスターズ」への出場も確定している。「もう1回行って、鬱憤を晴らしたい」と話す表情は、5年ぶりの復活劇を果たしたことによる自信に満ち溢れているようにも見えた。
2007年度の主な受賞者は以下の通り
●最優秀選手賞/谷口徹
●賞金ランキング賞/谷口徹
●最優秀新人賞/李丞鎬
●平均ストローク賞/谷口徹
●パーキープ率賞/谷口徹
●平均パット賞/岩田寛
●パーオン率賞/デビッド・スメイル
●イーグル率賞/プラヤド・マークセン
●バーディ率賞/ブレンダン・ジョーンズ
●フェアウェイキープ率賞/井戸木鴻樹
●ドライビングディスタンス賞/佐藤えいち
●サンドセーブ率賞/深堀圭一郎
●MIP賞/石川遼
●ゴルフ記者賞/石川遼
●特別賞/青木功、石川遼