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2020年 SMBCシンガポールオープン
期間:01/16〜01/19 場所:セントーサGC(シンガポール)

「アリガトウゴザイマス」とステンソン メダリストは余裕の好発進

◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 初日(16日)◇セントーサGC(シンガポール)◇7397yd(パー71)

2016年リオデジャネイロ五輪の金銀メダリストは今大会の直前、久々にクラブに触ったらしい。クリスマス休暇に存分にリフレッシュして臨んだシーズン初戦。来場者にまだ“試運転”の様子を強く印象付けながら、金のジャスティン・ローズ(イングランド)、銀のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は3アンダー暫定9位タイでホールアウト。銅のマット・クーチャーも5アンダー暫定2位と好調だ。

12月にバハマで行われたツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」以来の出場となったローズは、出だし10番で3パットボギーを喫しながら、4バーディで盛り返した。「あまり良いショットが打てなかった中で、うまくマネジメントできた。このコースはグリーンが大きいから、外すところを間違えるとパーセーブが難しくなる」と、ターゲットを外さずにプレー。「パー5の2つ、18番と7番でバーディを取れなかったけれど、残念だったのはそこくらい」と納得した。

隣でラウンドした石川遼とは過去に海外メジャー「マスターズ」で一緒に回ったことがある。「前半はとくに1Wで積極的に打っていて印象的だった。カッコいいスイングをする選手。とくにパターのときがいい。楽しい一日だった」とジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)を含め同組3人がアンダーパーの滑り出しを喜んだ。

「ヒーローワールドチャレンジ」で優勝したステンソンも、同大会の後にオフに入った。開始2ホールを連続バーディとし「新年最初のラウンドとしては満足。キャリアで最高とは言わないけれど」と淡々と話した。「コースが最高のコンディションで、グリーンがすごくきれい。ボールがよく転がるし、速い。誤った場所からのパットは難しくなる」。3パットなしの計29パットと、グリーン上でも丁寧なプレーぶりが光った。

1Wを1ホールも使うことなく、得意の3Wで300yd近くをぶっ飛ばす姿に「ウワサ通り…」と笑ったのは同組でプレーした池田勇太。「うちのラジーフ(キャディ)が『ステンソンに1回だけ、3Wの距離で勝ったからそれで十分だ』って言っていた。でもランが出ないコンディションだからなあ。やっぱりボールが“大きい”」と強い弾道に感嘆した。「陽気だし、よく日本語もよくしゃべる。こっちがナイスショット、と言うと『アリガトウゴザイマス』って」

年始にハワイで米ツアー2試合に出場してきたクーチャーも、時差ボケ混じりの身体で5アンダー。レベルの高さはもう言うまでもない。(シンガポール/桂川洋一)

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