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2年連続賞金王へ前進 今平周吾は再び短縮競技V

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 最終日(24日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

最終ラウンドが悪天候のために中止。第3ラウンドまでの成績により今平周吾が自身初の年間複数回優勝となる今季2勝目を達成した。賞金王争いでは2位のショーン・ノリス(南アフリカ)に約3720万円差をつけて、2年連続賞金王へと前進した。

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雷雲接近でスタートが遅れ、練習場へ行こうとしたところで再び競技は中断。そのまま中止が決定した。10月の「ブリヂストンオープン」に続いて、今回も最終日に1球も打たない短縮競技で優勝をもぎとった。

「3日間で終わってしまったのは残念ですけど、優勝したことは嬉しいです」という今平だが、やはり素直に喜べないところもある。「やっぱり4日間で優勝するのが、優勝かなっていうのがあるので…。優勝しても、ちょっと優勝じゃない感じがありますね」。

それでも世界ランク15位のゲーリー・ウッドランド、同20位の松山英樹らが出場。今大会の優勝者には前週「三井住友VISA太平洋マスターズ」より10ポイント高い世界ランク26ポイントが付与される。現在同ランク45位の今平も、30位台へと上がる見込みだ。

将来的には米ツアーフル参戦を目標とするが、今季は海外メジャー4試合で予選落ちの屈辱を味わった。「今年ぜんぜんダメだったので、“来年こそ”っていう思いはあります。ここで下積みじゃないけどしっかりやって、また来年リベンジできるように準備はしておきたい。ちょっとマスターズ(出場)に近づいたかなと思います」。年末までに同ランク50位以内をキープできれば2020年4月の海外メジャー「マスターズ」出場権が得られる。

2年連続となる賞金王に向けても「結構(2位と)差がついたと思うので、追いつかれないくらいの感じでJT(2週後の最終戦)に行きたい」と意気込んだ。

今季は食生活やトレーニングを見直して、シーズン終盤も体重維持ができている。肉好きの今平にとって嬉しいのは、優勝副賞の宮崎牛1頭分だ。婚約者の若松菜々恵さんは「『すき焼きにして食べたいね』って話していました」と嬉しそうに教えてくれた。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

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