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石川遼も出場する今年の日本オープンは九州屈指の難コース

10月16日から開催される「日本オープン」の記者会見が、開催コースとなる福岡県の古賀ゴルフ・クラブで開催された。昨年、自身2度目のタイトルを神奈川県の相模原ゴルフクラブで果たした谷口徹が、ディフェンディングチャンピオンとして同席。ラウンドした感想などを語った。

日本オープンは古賀で開催されるのは1997年以来、11年ぶり2回目。前回はクレイグ・パリー(オーストラリア)が優勝しているが、そのときの優勝スコアは2オーバー。会見では優勝スコアがいくつになるかという質問があがった。古賀ゴルフ・クラブの理事、堀内氏は「現在のプロのレベルアップを考えると8アンダーから10アンダー」と言い、同理事長の明石氏は「プロにもコースの難しさで多少苦労してもらい1日1アンダー、4日間で4アンダー」と予想。

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谷口は「優勝スコアを予想すると、自分にプレッシャーがかかるので・・・」と数字での回答は避けたが「ラフに入れたらパーを取ることは難しい。他のコースならば花道まで運んでおけばパーを拾うこともできたが、このコースは砲台グリーンだしバンカーも難しいのでボギーも多くなるんじゃないですか」とコースの印象を話す。

11年前の大会にも谷口は出場していて、この日がそれ以来のラウンドとなった。「他のプロからグリーンが難しい、ボールを止められないとか聞きましたが、言っている奴が下手なんだと思っていたら、本当に難しいですね。今日はパーオンしたのが10ホールぐらいでしょうか。確かに乗せるのは難しいです」。

前回大会は4日間で延べ3万人のギャラリーが会場に足を運んだが、今回も同数もしくはそれを上回る人数を想定している。理由の1つは石川遼が出場すること。先週の「関西オープン」で優勝し、日本オープンの出場資格を得た石川の存在で、ギャラリーの増加が見込まれる。会場へは最寄駅からの無料送迎バス、そして決勝ラウンド時には5500台分の近隣駐車場が用意される。

また、試合の模様はNHKが4日間放送を予定している。総合テレビ、衛星ハイビジョンで土曜日の総合テレビ以外は生中継。全36台のカメラで、国内最高峰の試合そして難コースで戦う選手たちの様子を追いかける。

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