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石川遼、ホストプロでの初試合は予選落ちに終わる

「ANAオープンゴルフトーナメント」2日目を、通算4オーバーの106位タイで迎えた石川遼。まずは予選突破が目標となる中、スタートホールの1番パー4で左ラフから放った2打目を1メートル弱につけ、幸先よくバーディ発進とする。しかし、続く2番パー4ではティショットを右の林に打ち込み、2打目も出すだけに終わりボギー。「まだ甘い」と自らを戒めていた。

その後、3番パー3で1メートル、4番パー4では2メートルほどのバーディパットを沈め、一時は通算2オーバーまでスコアを縮める。予選突破の望みが見えてきた中で迎えた5番パー5。ここで大きな罠が待ち構えていた。

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ティショットを右の池に打ち込み、ドロップした3打目も右の林へ。4打目で直接グリーンを狙うも木の枝に当たり、ボールはバンカーへ。結局5オン2パットのダブルボギーとし、スタート時の4オーバーに戻してしまう。

その後も、バーディを奪うがボギーも叩く出入りの激しい展開に。選手を苦しめた風に対しても「昨日とほとんど(風向きが)逆でしたが、読み間違えはありませんでした。ただ、考えすぎて普通のスイングができませんでした。アゲンストの風が気になり、身体がつっこんでプッシュアウトしたり…」と、スコアを崩す原因の1つになった。最終的には6バーディ、5ボギー、1ダブルボギーと1ストローク落とし、通算5オーバーの88位タイで予選落ちを喫した。

「予選通過ラインはイーブンパーだと思っていたので、(12番のリーダーズボードで)2オーバーだと知って、すごく悔しかった」と表情を曇らせた石川。今週から3戦連続でホストプロとしての出場となるが、「(この予選落ちで)これでちょっとプレッシャーがかかりますね」と、次週の「アジアパシフィック パナソニックオープン」を気にかけていた。

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