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ホストプロの石川遼、出遅れに「申し訳ない気持ちでいっぱい」

石川遼がホストプロとして出場している「アジアパシフィック パナソニックオープン」初日。前日の練習ラウンドで一緒に回ったフレッド・カプルスのスイングを参考に、昨日、今朝とスイング調整を続けたという。「朝も練習ではすごく良かった」という石川だが、スタート後は予想外の展開が待ち受けていた。

スタートホールの10番は、ティショットをフェアウェイに置き、無難にパーセーブ。しかし、続く11番、13番とティショットを左ラフに打ち込み、2打目でもグリーンをとらえ切れずにボギーとする。12番のパーも、1打目をフェアウェイに運んだものの、2打目がグリーンをショートするなど距離感が合っていない。「序盤で距離感が合わないと自信が持てなくなる。今日は最後まで自信を持てなかった」という石川は、「最初からずーっと悪かった」と話すティショットの乱れも修正できず、15番では左バンカー、16番では左の林に入れるなど、続く17番も含め3連続ボギー。前半をノーバーディ、5ボギーで終える。

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後半は1バーディ、2ボギーに収めたものの、この日6オーバーの122位タイ。前週に続いての出遅れに、「2週連続でこんなゴルフをして、自分に腹が立ちます」と憮然としていた。ショットの曲がりに加え、「パットもカップにかすらないし、入るイメージが湧かなかった」と、良いところが見えなかった初日。「みなさんの期待を大きく裏切ってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱい」と、ホストプロとして結果を残せなかったことに憂えていた。

「明日は諦めないで、自分のもっているものを全て出し切って満足のプレーをしたい。それができれば予選通過もできると思っています」。17歳の少年には余りに大き過ぎる重圧を背負いながらも、2日目の巻き返しに挑む。

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