石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
石川遼は5位タイフィニッシュ! 「12アンダーは納得です」
「三井住友VISA太平洋マスターズ」最終日を、首位と6打差の4位タイで迎えた石川遼。開幕前から今大会を標準の1つとしてトレーニングを積んできた、その集大成を見せるべく、1番ティからスタートを切った。
1番、2番とバーディ逃しのパーとすると、3番パー5では2打目をグリーン手前に打ち込むものの、ピン手前1.5メートルに寄せてバーディを奪う。しかし、迎えた6番パー5。2日目、3日目と2打目をグリーン手前の池に入れているこの苦手ホールで、ティショットを左の林へ。グリーンエッジまで200ヤード、5Wから放たれた2打目はまたもや池につかまり、このホールをボギー。同じ池に3度も打ち込んだことに、「悔しかったです」と表情を歪めていた。
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前半を2バーディ、2ボギーで終え、「前半はパープレーでいい、と思っていました」と、プラン通りに折り返した石川。後半は3バーディ、ノーボギーと伸ばし、最終的にはこの日3アンダー、通算12アンダーの5位タイでフィニッシュした。「12アンダーは納得です。大好きなコースでこのスコアを出せて良かったです。最後の最後までドライバーもアイアンも良いスイングができていたし、僕のゴルフ全体が少し底上げした感じがします」。米国ツアーで活躍した今田竜二とのプレー、ツアーでは初となる単独首位発進など、大きな話題を振りまいた4日間となった。
次週は「ダンロップフェニックストーナメント」に出場を予定。「来週も好きなコースなので、気持ち良くプレーできると思います。まずは100パーセントの状態でプレーできるようにしたいですね」と石川。今週と同様、アーニー・エルス(南アフリカ)やイアン・ポールター(イングランド)ら米国ツアーで活躍するトッププレーヤーとの競演が楽しみだ。
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