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石川遼、単独2位で賞金1億円突破当確!次はマスターズ!?

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」最終日は、首位のプラヤド・マークセンを追いかける筆頭となった石川遼。序盤3番、4番と連続バーディを奪い、周囲は逆転を期待しざわめきだす。

ところが、首位のマークセンも淡々とスコアを伸ばし、前半を終了時点で5打差をつけられてしまった。「前半終えて5打差を見たら正直追いかけるのはきついと思いました。でも11番でマークセンがダブルボギーを叩いたのを知ったので、自分は目標の8アンダーに向け最後まで諦めずに戦いました」。

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13番で石川がバーディを奪った時点で、マークセンとの差は1つとなったが、15番でパーパットをミスし、マークセンは16番でバーディ。石川が最終18番に入るときには、イーグルしかチャンスはないという状況になった。

「14番、15番、そして最後の18番と終盤の大事なところで良いスイングが出来なかったのが悔しいです」。優勝した「マイナビABCチャンピオンシップ」では、最後まで良いショットができたのに、なぜ今日は出来ないのか・・・。スコアや順位よりもそのことを考えてしまったという石川。

18番はティショットを左サイドのバンカーに入れてしまい、2打目はグリーン方向を狙えなかった。バンカーのアゴが高く、その上には松の木がせり出した状況。さらに唯一打ち出せる方向も100ヤード先にはギャラリーがいるので、思い切りフックをかけていかなければならない。「上手く打てた」という石川の2打目はフェアウェイ右サイドにナイスアウト。このホールをバーディで締めて7アンダー単独2位に食い込んだ。

これで今季石川の獲得賞金総額は9,973万円。最終戦の「日本シリーズ」は予選落ちがなく、最低でも60万円は入ってくるので、4日間戦い抜きさえすれば、17歳での獲得賞金1億円超えが現実のものとなる。

また、記者会見で「マスターズ」の招待状がきたら嬉しいかと聞かれた石川は「今週の僕のプレーがマスターズ委員の方の目にとまってくれたら良いのですが・・・」。また、米ツアーへの挑戦時期を聞かれると「時期がきたら挑戦したいです。日本で一番になってから挑戦したいです」と明確に答えた。

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