熊本県勢の宿命? 一ノ瀬、勝利への気概
3月24日(日) 今日の海外日本人選手 結果&コメント
■米国男子ツアー<アーノルド・パーマーインビテーショナル 最終日>
今季3度目の決勝ラウンド進出から、ムービングデーにスコアを伸ばせなかった石川遼。最終日も序盤からショットの精度の高さ光ったが、グリーン上でなかなかチャンスを活かせない展開が続いた。
そして終盤にスコアを崩して「76」。大会は午後の悪天候のためサスペンデッドとなり、翌25日(月)に最終ラウンドの残りは持ち越しとなったが、石川はフィニッシュ。次週「シェル・ヒューストンオープン」に向け、いち早く切り替える。
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<最終日結果>
・石川遼 2バーディ、4ボギー、1ダブルボギー「76」、通算6オーバー暫定67位タイ
「全体的には悪くなかったが、後半にミスが重なってしまった。4日間中、3日間はスイングも良い状態でプレーできましたし、来週また良い準備ができれば、本当にいいスタート切れる状態ではある。最後の方は流れが悪くなってしまって、ズルズルいってしまったのは残念だけど、前半のプレーは前を向けるプレー。もっと上の方でやれる状態に、もう少しでなると思う」
■米国女子ツアー<キア・クラシック 最終日>
・宮里藍 3バーディ2ボギー「71」、通算1アンダー、24位タイ
「ショットは調子が良くて、バーディチャンスが何度かあったが、グリーンで苦戦した。昨日よりも3パット多かった。もう少しチャンスを生かせれば良かった。(次戦の)クラフトナビスコは、強い思い入れのある大会。タフな設定のコースで、風もあるし、ラフも厳しいのでコースマネジメントが大事になる。ティショットの精度をキープしていきたい。ポアナ芝混じりなので、グリーンで毎年苦戦しているがリラックスして臨みたい。気持ちをコントロールすれば、結果がついてくると思う。ここ数日、咳が続いているので、体を休めて、体調を整えていきたい」。
・上原彩子 3バーディ3ボギー「72」、通算イーブンパー、33位タイ
「クラフトナビスコが懸かっていたので気合いが入った。予選をギリギリ通過して4日間プレーできたのは良かったが、最後にイーブンで終わったのが残念。ショットは4日間通して感覚的には良かった。パー5でも長いホールがあり、そこでフェアウェイを外すと長いクラブを持てないので(3打目で距離が)残ってしまうこともあり、その辺の課題が残った。日を重ねるごとにコースが分かったこと、自分の時間を作ってイメージを出してから入ることができたのが良かったと思う。アプローチを武器に日本でもプレーしているが、アメリカでも戦える手応えを感じた。距離では置いていかれてセカンドオナーになってしまうし、グリーンを捉えられない回数も増えるが、小技で自分の流れを作れた。(ナビスコ出場の可否次第だが)4月12日~14日のスタジオ・アリス女子オープンから日本に参戦する予定」。
・上田桃子 2バーディ4ボギー1ダブルボギー「76」、通算10オーバー、66位
「傾斜も含めて(ラインの)読みが大変で、3パットの多かった1週間だった。ミドルパットからロングパットのタッチが合わせづらいのと、見た目よりも速かったり遅かったりがある。(今大会では)なかなか自分の思ったラインを信じきれない感じが多かった。クラフトはグリーンがもう少しましなので、(この結果は)忘れたいと思う。今日はショットのバランスがいつもよりは良くなかったけれど、しっかり調節できた。アイアンも含めて、ピンに絡むようなショットを打てるように練習したい。最近のキーポイントは、スコアをどう作るかをしっかりいつも考えること。そこをしっかりクリアできれば良い戦いができると思うので、それを目指していきたい。
(来週中にアパート契約し、クラフトナビスコ後に入居予定)こっちを拠点としてやるのが、心地よくなかったというか、自分のスタイルではないと思っていたけれど、ようやくアメリカに専念する体制は整った。楽しめるようにしたいし、楽しめればゴルフにも繋がるかもしれない」。