いざ2度目の全英へ 腹を据えた松山英樹
浅重心ヘッドに対応!三菱レイヨン「ディアマナ R」「FUBUKI AT」
三菱レイヨンは、2014年秋発売の「ディアマナ R」と「FUBUKI AT」の発表会&試打会を都内某所で開催。すでに「ディアマナ R」は池田勇太プロが使用するなど、トーナメント会場で注目を集めているが、今回はシャフトの特性を紐解いていこう。
■「ディアマナ R」は走り・弾き感がある飛距離追求型アスリートモデル
第3世代のディアマナ(B、W)シリーズで採用している3G M.D.I設計と、超高弾性材料のダイアリードをバット部のフープ層に採用することで、つぶれ変形を防ぎ、切り返しのパワーを損なうことなくダウンスイングに移行できるとのこと。
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中間剛性をハード、先端剛性をソフトにすることで、走り弾き感を演出した。実際に試打したところ、ボールの捕まり具合、ボールの上がりやすさと実感できたので、浅重心ヘッドと相性がよさそうだ。
商品名:ディアマナ Rシリーズ
発売日:2014年9月1日
価格:40,000円(税別)
スペック:50g台~80g台、フレックスR~X
■最先端のテクノロジーを駆使した「FUBUKI AT」は幅広いゴルファーに対応
前作の「FUBUKI J」と剛性分布を比較してみると、今回の「FUBUKI AT」は中間剛性が高いのが特長だ。相対的に手元・先端側が柔らかく感じることができ、程よいボールの捕まり、適度なバックスピン量、高弾道のボールが打ちやすく仕上がっている。
商品名:FUBUKI ATシリーズ
発売日:2014年9月
価格:30,000円(税別)
スペック:50g台~70g台、フレックスR~X
■リシャフト、スペック選びのワンポイントアドバイス
ちなみにリシャフト時に毎回悩むのがスペックなのだが、三菱レイヨンは50gのRから用意しており、ヘッドスピードが比較的速くない人でも対応できるラインアップ。試打会にいたクラブフィッターからスペック選びについてひとつアドバイスを聞いてみた。
「スイングが安定している人はトルク少なめがいいのだが、必然的にシャフトが硬くなるのが難点。そんなときは、60gのRなどフレックスを落とすことで、シャフトのしなりを感じやすくなる」とのこと。ヘッドスピードが40m/s前半の人、ある程度の重さは欲しいがしなりを感じたい人には、「重・軟シャフト」をおすすめしたい。