最近の上級者向けアイアンには“顔”以上の性能がある

最近の上級者向けアイアンには“顔”以上の性能がある

技術革新により、難しいクラブが打てるようになった

また、上級者も中・初級者も、アイアンの性能の恩恵を受けているという点では変わりない。タイトリストでは、AP2アイアンを2007年にリリースしているが、3世代目のAP2アイアンは、ブレードのサイズは当初と変わらないのに慣性モーメントは大幅にアップしているのだ。タイトリストのダン・ストーンR&D副部長は「オリジナルのデザインを振り返るゴルファーがいないことは分かりました。ゴルファーが気に入るクラブを製造すれば、そこから慣性モーメントを最大化し、そのクラブがゴルファーに支持されるのです」とコメントしている。

では、上級者向けアイアンは、そこまでのレベルではないプレーヤーでも打ちこなすことができるのだろうか?もしアイアンセットの一番長いクラブが6番アイアンというなら、このカテゴリーのアイアンセットは向かないだろう。しかし、一貫性を求めているのなら、こういった完成されたコンパクトなデザインのアイアンでも良いかもしれない。もちろん使いこなすスキルは必要だが、難しそうに見えるヘッドに及び腰になることもないのだ。

最後にナイキのウッドとアイアン部門のイノベーションチームリーダーであるロバート・ボイドは次のようにまとめている。「技術革新のお陰でロングアイアンが簡単になり、上級者向けアイアンを使うことができるプレーヤーの層が拡大しました。中級者でも少し難しいと思うクラブの恩恵を受けていますよ」。

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