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アシックスとダンロップスポーツがゴルフシューズで提携
外資系メーカー攻勢に対抗、トップシェアを狙う
シューズ分野における高い技術開発力を持つアシックスと、ゴルフ用品市場で高いシェアと強固な販売網をもつダンロップスポーツは、ゴルフシューズ分野において業務提携をおこなうことを発表した。ダンロップスポーツは「アシックス」ゴルフシューズを日本国内で独占的に販売し、「ゼクシオ」、「スリクソン」は、「アシックス」とのダブルブランド企画を予定している。2012年のゴルフシューズ市場規模(予想)は、106億円で、シェアの内訳はフットジョイが25%、アディダスが22%と、上位外資系2社が約47%を寡占しており、今回の提携によりまずは国内3位以内を目指し、将来的にはトップを狙う。
2012年ゴルフシューズ市場規模
フットジョイ25%
アディダス22%
ナイキ9%
プーマ8%
ミズノ7%
ブリヂストン7%
ダンロップスポーツ 6%
キャロウェイ5%
アシックス2%
ヨネックス2%
その他7%
※矢野経済研究所調査
アシックスはスポーツ工学研究所での実験や解析の知見を生かしたシューズ開発力が強みで、ランニング、アスレチック、ベースボールシューズなど様々な競技で展開している高機能シューズをゴルフに生かすことができる。一方ダンロップスポーツは国内NO.1ゴルフ用品メーカーの強固な販売網を強みとして、互いの得意分野を生かした協力関係を構築していくことで、継続的な事業の発展を図る。新商品展開は2014年2月を予定しており、現在2億円の売上を2016年には10億円に伸ばす目標。販売促進施策として、片山晋呉プロ、横峯さくらプロ、北田瑠衣プロ、比嘉真美子プロ、藤本佳則プロなど両者の契約プロが2014年よりアシックスシューズの着用をすることで認知向上を目指す。また、クラブ試打会と連動した3D足型計測、試し履き会を開催するなど、お客様に最適なシューズをオススメするフィッティング活動を強化する。