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軟鉄鍛造ソフトフィーリング!キャロウェイ FORGED ウェッジに迫る

■ 名工ロジャー・クリーブランドが語るクラブ作りのこだわりとは■

Q:「ロジャー氏が考えるクラブ作りのこだわりとはなんでしょうか?」
A:打感、使いやすさ、スピン性能など、機能性が大前提です。プレーヤーが手に持った時、打ちたい弾道をイメージできるクラブなのかというのも大事ですね。また、クラブを作る上で、軟鉄鍛造にはこだわりを持っています。打感が軟らかく、設計どおりに精密に作ることができ、スピン性能やソール形状や、仕上がりにおいても美しくすることができるからです」

Q:「日本で先行発売されたFORGED ウェッジについて教えてください」
A:「FORGED ウェッジは、軟鉄鍛造を採用することで高い性能を引き出せるよう設計しましたし、前作のJAWSウェッジとは形状を変えることで、より多くのゴルファーにウェッジの選択肢を増やすことができました。また、プレーヤーが自信を持って打っていけるよう、トウ側、ネック側を広く見せることでフェース面の大きさをアピールし、リーディングエッジをストレートに近づけることで、構えやすくしています」

Q:「今回のウェッジは特に打感がいいとの評判なのですが」
A:「はい。より打感の良さを求めるため、ダーククロムと、カッパーの2種類の仕上げ方法でウェッジを作りました。ビッカーズ硬さという測定方式で、金属の表面硬度を測定したところ、ニッケルクロムに比べてカッパーは約10分の1の軟らかさになりました。メッキ自体もそんなに厚くないので、使い込むと錆が出て味が出てきます」

Q:「スピン性能、ソールについてはいかがでしょうか」
A:「前作に比べて溝の本数を増やしました。軟鉄鍛造ならではの、精密な設計でできる技なのですがね。これにより、溝がボールにかみつく割合が高くなり、スピンを多くかけることができました。また改良したC-Grindソールは、丸みを帯びていて、ほのかにCの文字が浮かび上がって見えます。これにより、フェースが開きやすく、硬いライからでもバウンスが跳ねることなく打つことができます」

日本先行発売ということもあり、日本人好みに仕上げたFORGED ウェッジ。フォルムの美しさは当然、フェースがやや大きく、ストレート形状なので、ターゲットに対して構えやすいのが特長だ。(キャロウェイ本社/宮田卓磨)



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