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スパイン変えずに3秒で調角。本間の意欲作

本間ゴルフは、シャフトを抜き差しすることなく、ライ、ロフト、フェースアングルの調整を可能にした『パーフェクト スイッチ』ドライバー(7万8750円)を12月3日投入する。「国内メーカーでは初の試み」(同社)という触れ込みで、

「シャフトを抜き差しせずに調角が可能なため、シャフトの向きを変えることなく、同じフィーリングで弾道を変えることができます。その時間は僅か3秒。調整はユーザーご自身で容易に行え、自分に合った最適なセッティングを可能にしました。これによりあらゆる弾道が実現でき、アベレージゴルファーから上級者まで満足いただけます」(諏訪博士工場長)―。

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従来の調角機能付クラブは調整後、シャフト向きが変わってしまい、振動数にブレが生じていた。今回の新製品は調整後も常にスパイン方向が一定なので、シャフト性能が損なわれない、というわけだ。

ヘッドは2タイプを用意。ボールを強く押し出すためにややハイバック形状にしたアスリート向けの『440タイプ』、打ち出し角を高くするためにシャローバック形状にしたアベレージ向けの『460タイプ』がそれ。

なお、先頃ドイツで開催された「ゴルフヨーロッパ2010」において、『パーフェクト スイッチ』ドライバーがゴルフクラブ部門で最優秀賞を獲得している。一連のシステムが市場で受け入れられれば、来年フルモデルチェンジ予定の『BERES』後継機種に採用される可能性も否定できない。そういった部分で『パーフェクト スイッチ』は試金石となりそう。



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