女子ツアーで4週連続V 「スリクソン ZX Mk II」11月発売
住友ゴム工業(本社・神戸市中央区)は20日、スリクソンブランドの最新モデル「スリクソン ZX Mk II シリーズ」のドライバーを11月19日に発売すると発表した。2020年に発売した「スリクソン ZXシリーズ」の後継となり、ヘッドは「ZX5 Mk II」「ZX5 Mk II LS」「ZX7 Mk II」の3タイプで展開する。同シリーズのフェアウェイウッド、ハイブリッド、ユーティリティ、アイアンも同日発売される。
契約プロの松山英樹が使用し、2021年の「マスターズ」制覇に貢献した「ZXシリーズ」ドライバー。今作には2代目を意味する「Mk II(マークツー)」という表記が加わった。「スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー」を使用中の松山は、「構えやすい形状でイメージを出しやすく、押せる強い球が出ています。ボール初速が上がり驚きました。打感・打音も良いです」とコメントを寄せている。
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また国内女子ツアーでは、「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」尾関彩美悠、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」山下美夢有、「日本女子オープン」勝みなみ、「スタンレーレディスホンダ」小祝さくらと、「スリクソン ZX Mk II シリーズ」のドライバーを使用した選手が4週連続優勝を飾った。
前作との大きな違いとして、クラウンの素材をカーボンからチタンに変更。ヘッドはフルチタン構造となった。同社は、異素材の接合部分がエネルギー伝達の妨げとなることに注目し、単一素材を採用することで最適な重量設計を実現。インパクト時のヘッド全体のたわみを大きくし、反発性能と高反発エリアの向上、高初速によるさらなる飛びを生むという。
ソール後方に1カ所のウェイトを設置した「ZX5 Mk II」は、つかまりが良くやさしさと飛距離を両立させたモデル。「ZX5 Mk II LS」はソールのフェース寄りにウェイトを設置し、「ZX5 Mk II」よりも重心を浅く低くすることで、低スピンで風に負けない強い弾道を生む。
「ZX7 Mk II」はソール後方のトウとヒール側の2カ所にウェイトが設置され、操作性に優れたモデル。前作「ZX7」に比べてシャローバック度合いを軽減し、ドロー・フェードヒッター問わず弾道をイメージしやすくなったという。
ロフト角は3モデルともに9.5度と10.5度。ヘッド体積は「ZX5 Mk II」と「ZX5 Mk II LS」が460cc、「ZX7 Mk II」が450cc。純正シャフトは三菱ケミカル社製オリジナルの「ディアマナZX-II」。税込価格は「ZX5 Mk II」と「ZX5 Mk II LS」が7万9200円、「ZX7 Mk II」は8万1400円となっている。カスタムシャフトも用意。問い合わせは、ダンロップスポーツマーケティング カスタマーサービス部(0120-65-3045)。