初速アップを追求 キャロウェイ「ローグ ST」シリーズ3月発売
キャロウェイゴルフ(本社・東京都港区)は5日、「ROGUE」(ローグ)シリーズの後継モデルとなる「ローグ ST」シリーズのドライバーを3月下旬に発売すると発表した。初代から4年ぶりのリニューアルとなり、タイプは性能別に4種類を用意。同シリーズのフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンも同時期に発売される。
アクセントカラーは初代のブルーからゴールドに一新。『さぁ、ボールスピード・ゲームのはじまりだ』のキャッチコピーが示す通り、飛距離アップに直結する初速性能の向上を追求している。
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ボール初速を上げるテクノロジーのひとつが、ヘッド後方に装着された「タングステン・スピードカートリッジ」だ。約11gのウェイトを最深部に配置することで慣性モーメントを高め、寛容性とともにオフセンターヒット時の初速性能が向上。飛距離アップと安定した弾道へ導くという。
ヘッド内部には「エピック」シリーズ(2021年)に初搭載された、フェース裏のクラウンとソールをフレームでつなぐことでインパクト時にヘッドに生じる上下左右のたわみを軽減する「ジェイルブレイク AI スピードフレーム」を採用。フレーム下辺の高さを上げてソール側の剛性を強めることで、より効率よくフェースがたわむ改良が加えられた。そのフェースも、AI解析によって飛びに最適化した「フラッシュフェースSS22」にアップデートされている。
4種類のタイプは、スタンダードの「ローグ ST MAX ドライバー」、ドロー仕様でつかまりやすい「ローグ ST MAX D ドライバー」、低スピンの強弾道で飛ばす「ローグ ST MAX LS ドライバー」、軽量で振り抜きやすい「ローグ ST MAX FAST ドライバー」をラインアップ。MAX LSのみ一部店舗で販売。ヘッド体積は、MAX LS(455cc)を除いて460ccとなる。
シャフトは、MAXとMAX Dが標準シャフト「VENTUS 5 for Callaway」(R、SR、S)を含む4種類、MAX LSが標準シャフト「TENSEI 55 for Callaway」(SR、S)を含む4種類、ネック部のホーゼルが接着式のMAX FASTは「SPEEDER NX 40 for Callaway」(R、SR、S)。税込価格はいずれも標準シャフトで8万6900円、カスタムシャフトで10万5600円。問い合わせは、キャロウェイゴルフお客様ダイヤル(0120-300-147)まで。