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2015年 WGC キャデラックマッチプレー
期間:04/29〜05/03 TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)

消化試合であわやの遺恨 ヒメネスとブラッドリー 白熱の果てに…

消化試合となるはずだった一戦が、これほど注目を集めるとは…。カリフォルニア州サンフランシスコのTPCハーディングパークで開催された「WGCキャデラックマッチプレー選手権」3日目、ともに決勝トーナメント進出の望みが絶たれていたミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)とキーガン・ブラッドリーの一戦は、最終18番で遺恨を生み、後味の悪さを残した。

事の顛末はこうだ。ヒメネスの1アップで迎えた18番で、ブラッドリーはティショットを左へ曲げた。障害物からの救済を受けるために、競技委員立ち会いの下でボールをドロップしたが、その処置を見て不審に思ったヒメネスがそばに歩み寄り、何事かを言った。

ブラッドリーのキャディ、スティーブ・“ペプシ”・ヘイル氏が反論したのに対し、ヒメネスは「黙れ!(Shut up)」と制した。それを聞いてカチンときたブラッドリーが、ヒメネスににじり寄り、「僕のキャディに“黙れ”というな。自分の球のところに戻れ」とヒメネスに突っかからんばかりの勢いで応戦した。

ヒメネスはドロップについて確認しようとしただけだと言うが、「誰も話を聞こうとしなかった」とコメント。結果的にヒメネスが2アップで勝利した後のロッカールームでも、2人の口論があったという。

ブラッドリーは「彼が自分とキャディに対して敬意を持っていないように感じた」と、その場面を振り返った。一方で自身の対応についても「カッとしてやってしまったこと。がっかりしている。競技委員もいたし、彼が不必要に僕とキャディに干渉してきたように感じた」と、去り際に反省の弁を残した。

一方のヒメネスは「もうラウンドも終わったし、すべては終わったこと。少し口論はあったけど、それもおしまいだ」と問題決着をアピールした。

こう語ったように、ロッカールームを出た後は、2人は多少落ち着きを取り戻した。PGAツアーの競技委員によれば、マッチプレーの対戦者が、相手のルーリング処置に首を突っ込むことは正当な権利だという。映像を見る限りでは、終始ヒメネスは穏やかに対応していたように見えるのだが…。

それにしても、どちらが勝っても負けても、2人とも決勝トーナメントへ進めないことは最初から決まっていたのだから、なんとも虚しい“事件”ではある。(カリフォルニア州サンフランシスコ/今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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