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ソニーオープンinハワイ
期間:01/12~01/15  場所: ワイアラエCC(ハワイ州)

無邪気な仕草はそのまま 久々のT.フジカワ

16歳当時に来日したT.フジカワも21歳 16歳当時に来日したT.フジカワも21歳。全体的に引き締まった印象だ

2007年の「ソニーオープンinハワイ」で、当時16歳で地元出身の校生アマチュアが決勝ラウンドで上位争いを演じ話題となった。ハワイ出身の日系アメリカ人、タッド・フジカワ。小柄な体をいっぱいに使った派手なリアクションと、子供のような無邪気な笑顔に愛くるしさを覚えたファンも多かったことだろう。その体格からは想像できない豪快なスイングと飛距離も魅力で、同年は国内ツアー「中日クラウンズ」にも推薦出場。当時は世界中から注目を浴び、人気の絶頂にいた。

同年7月にプロへと転向するが、時期が早すぎたのか実績を残せずツアー出場もままならない状態に。米国PAGの下部ツアーやミニツアーを転々とし、表舞台から遠ざかるにつれて日本でもいつしか存在が薄れていった。

そのタッドが、久しぶりに躍動を見せた。今週の「ソニーオープンinハワイ」2日目に「66」をマークし、首位に5打差の17位タイに急浮上。地元メディアは07年の再来かのごとく、新聞紙面で大々的に報じた。久々に見た21歳のタッドは、身長こそほとんど当時と変りないものの全体的に引き締まり、ちょっぴり凛々しくなった感じ。だが、ことあるごとに振りまく笑顔や細かい仕草などはなぜかコミカルで、当時の面影の方が多く占めている印象だった。

最終的に通算7アンダー19位タイと上位争いを続け、これはタッドのPGAツアーキャリアの最上位。最終日は一際多くのギャラリーを引きつれ、地元ギャラリーの声援を一身に浴びていた。大会の盛り上げ役の1人となったタッドだが、実は今大会のマンデートーナメントでは、プレーオフに1ストローク及ばず出場権を逃していた。だが、翌火曜日に急遽スポンサー推薦という朗報が舞い降り、辛くも出場権を手にできたという。

大会スポンサーは、タッドが大きく報じられた新聞を読んで悦に入っていたことだろう。私も同様に、同じ日本人の血が流れ、16歳当時を知るタッドが久々に活躍する姿に、しみじみと悦に入っていた。(ハワイ州ホノルル/塚田達也)

塚田達也(つかだたつや)
1977年8月23日生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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