ニュース

米国男子全米プロゴルフ選手権の最新ゴルフニュースをお届け

2011年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/11〜08/14 場所:アトランタ アスレチッククラブ(ジョージア州)

恐怖の最終18番ホール

米ジョージア州アトランタ アスレチッククラブで開催中の「全米プロゴルフ選手権」はメジャー初勝利を狙うブレンダン・スティールジェイソン・ダフナーが通算7アンダーのトップタイに立って最終日に突入する。今季最後のメジャーチャンピオンを決める勝負の行方は、本当に最後の最後までわからない。

最後までわからない、という理由。それは最終18番ホールの難易度にある。左ドッグレッグの507ヤードと長いパー4はティショットからプレッシャーをかけられる。左サイドには池、右サイドにはフェアウェイバンカー。グリーン手前には左の池から続くクリークが流れており、転がして攻めることは許されない。初日、石川遼は第1打と打ち直しの第3打ともに池に打ち込んだ。2日目、3日目はティボックスが前に出され、480ヤード超と短くなったが、ドライバーなら池の上空をターゲットにする選手が多く、かえってティショット落としどころが狭くなったという。

<< 下に続く >>

メジャー初優勝を狙う世界ランク1位のルーク・ドナルドはこの日の第3ラウンドで、17番までに4つスコアを伸ばして最終ホールに入ってきたが、ティショットを右のバンカーに入れ、セカンドでフェアウェイにレイアップ。しかし第3打で手前の“クリーク”に落としてダブルボギーとし、トップと通算1アンダーにとどまりトップとは6打差。ジム・フューリックも同じように池につかまり、フェアウェイ上で頭を抱えながら座り込んでしまった。

3日間での平均スコア4.5703は18ホール中、断トツで難易度1位。全選手におけるバーディの数はわずか25、パーは185、ボギー121でダブルボギー以上は53(ちなみに日本の池田勇太は25のバーディのうち2つを奪っているからスゴイ)。バーディとボギー、ダブルボギーが表裏一体で、あまりに“サディスティック”なホールに選手たちからは「素晴らしい」と言う声以上に「打つところが無い」「ありえない。パー5にすべき」という不満が初日から噴出している。

トップから5打差のアダム・スコットは「570ヤードくらいのパー5にしてもいい。500~480ヤードのパー4は本当に厄介だ」。だがそれだけに、終盤の大逆転に勝機を見出している。

トップから12人のうち、過去のメジャーチャンピオンはデビッド・トムズとチャール・シュワルツェルの2人だけ。「ビッグネームが消えつつある」とささやかれる今大会、西日に照らされた最終ホールに、どんなドラマが待っているのか? しかしそれが、どうも悲劇になりそうな気がして…。(米ジョージア州ジョンズクリーク/桂川洋一)

おすすめ記事通知を受け取る

桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

関連リンク

2011年 全米プロゴルフ選手権




特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
HIGHLIGHT 重永亜斗夢
プロゴルファーの躍動感溢れる身体と、プレー中とは異なる表情を、光と影のシンプルな世界観で表現したフォトギャラリー「HIGHLIGHT」。

今週の特集記事  【ブルーダー】 ~もっと自分らしいゴルフ&ライフスタイルを~

 


【売り時を逃したくない方必見!】無料45秒の入力であなたの不動産の最高額が分かる!
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!