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佐藤のぞみ 5年経って変わったこと、変わらないこと

澄んだ早朝の冷気が包む中、「PRGRレディスカップ」の初日スタートを間近にした高知・土佐CCのクラブハウス前では、コース入りしている選手やスタッフ、ギャラリーらが北東の方角を向いて黙とうを捧げていた。

3月11日。その列から少し離れたところで、つむった瞼の奥で思いを巡らせる仙台市出身の佐藤のぞみ(28)の姿があった。地元を襲った5年前の東日本大震災発生を、この場で知った一人だ。

当日こそ実家で暮らす家族の安否は確認できなかったが、翌日には全員の無事を知った。身近に大きな被害がなかった分、慣れ親しんだ地域の甚大な災害への思いは募った。「私に何ができるんだろう…」。同月下旬になって高速バスでようやく仙台市に戻れた。2日後から、ボランティアに参加。避難所の子供たちの遊び相手になったり、給水作業を手伝ったりする日々を過ごした。

あれから5年。変わったこと、変わらなかったこと、変えようとしたこと、変えられなかったこと…それは十人十色かもしれない。佐藤は言う。「自分は今も生きているということ、好きなゴルフをできていることに感謝しています。そういう気持ちを、大切に持てるようになりました」。そんな変化があったという。

今回、震災について初めて佐藤に話を聞いた。取材を終えたときに発せられた言葉に、虚をつかれた。「本当にありがとうございます」。震災を忘れてはいけない、少しでも風化させてはいけない――そんな思いからの一言だったのだろうか。

ツアーで満足な成績は残せていない。あの日以降、レギュラーツアーで予選を突破したのは2014年7月の「センチュリー21レディス」だけだ。今週も、カットラインに遠く及ばない通算14オーバーで予選落ちに終わった。

「生きていなければ、試合で叩いたとしても、練習をすることもできなかった。感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたい」。その思いがある限りきっと、何度でも前を向ける。(高知県香南市/塚田達也)

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塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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