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パートナー選びも重要な仕事? 選手とキャディのカンケイ

今週の「樋口久子 森永レディス」で、なにかと耳に入ってくるのがキャディ絡みの話だ。選手のプレースタイルや性格にもよるだろうが、プレーヤーにとってはキャディから受ける影響が小さくないことを改めて知るようで、聞いていて興味深い。

今週、外国人キャディのゲーリー・ジョンストンさんを初起用したのは馬場ゆかり。最近は成績が振るわず、10月上旬の「日本女子オープン」から3試合連続で予選落ちを喫した。このところエースキャディを固定できておらず「いろいろな人にお願いしてみたけれど、キャディさんと息が合わなかった」ことも不振の一因に挙げる。今週は、2日目を終えて5位の好位置。成績を見る限り、新キャディとの関係は良好に進んでいるようだ。

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「新鮮さを求めて」と理由は違えど、鈴木愛も今週、エースキャディの高見明弥さんと一時的に離れ、男子プロ・藤田寛之の元エースキャディ梅原敦さんと初タッグを結成した。「梅原さんは全体的に行動が速いので、自分の時間を長くとることができる。高見さんとは違うタイプだけど、これはこれでやりやすいです」。

プレー中、キャディとの相性や間(ま)を重要視するプレーヤーは少なくない。米国を主戦場としてきた宮里藍も今季前半は、キャディ選びに苦労した。長くエースキャディとして帯同を続けたミック・シーボーンさんと離別し、1月の開幕戦からケビン・フルウェリンさん、女性キャディのターニャ・パターソンさんを経て、5月末にシーボーンさんとタッグを再結成。「何も言わなくてもタイミングが合う」と、そのまま現在に至っている。

パートナーをめぐるそんな心配とは無縁とも言えるのは、表純子と表広樹さんの夫婦タッグだろう。結婚し、表が初シード権を手にした2002年から長く帯同。当然ながら息はピッタリで、表は「意思の疎通はバッチリ? それはそうですよ(笑)赤の他人じゃ、こうはいかないでしょうね」と得意顔。やっぱり究極的には、夫婦タッグが理想のカタチ?(千葉県市原市/塚田達也)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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2014年 樋口久子 森永レディス



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