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笠、親子の絆が実を結んだツアー初勝利

2011/08/28 19:00


笠りつ子表純子のマッチレースの様相を呈した、「ニトリレディス」最終日。ともに通算6アンダーの首位に並び最終18番を迎えていた。「今日は自分を信じて、最後まで“勝つ”と思い込ませていた」という笠だが、キャディを務める父の清也さん(50)は心を見抜いていたのか。前半は好調だったショットも、後半に入り段々と捕まりが悪くなり始めていた。「思い切りいけ!」。普段はあまりプレーに口出ししない清也さんが、勝負を決する最大の山場で檄を飛ばした。

清也さんが「最高の球だった」という2打目は、ピン左5mにナイスオン。この下りのスライスラインを沈め、2人で喜びを爆発させた。「ヨロヨロと入ったせいもあったのかな。スローモーションのようで、最後は夢のようでした」と清也さん。何度も掴みかけ、逃し続けてきた歓喜の瞬間を振り返った。

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4度目の最終日最終組で、遂に手にしたツアー初勝利。「(最終日に)ズッコけてきた原因はココですよ。自分で崩れていく」と、心臓(ハート)をトントンと叩いた。笠も「これまで18ホール全部がユルいところがあった。今日は集中して、落ち着いて18ホールを回れた」と自らの欠点を認める。その笠が振り返るのが、「背中を押してくれた」という18番セカンドでの父の言葉。「これまでも、ちょっと(気持ちが)弱くなった自分の背中を押してくれたことが多々あった。“行け!”と言われて“行こう!”と思ったことが何度もあった」。まさに、二人三脚で掴み取った勝利と言えるだろう。

この日、母の優子さんが来週の「ゴルフ5レディス」に備え、自宅の熊本から車で名古屋に移動。このあと名古屋で落ち合うという。初優勝に涙を流さなかった笠だが、会見場で母の話題に触れ、「うまくいっていない時でも、お母さんは“大丈夫、大丈夫”と言ってくれていた。たぶん、お母さんは泣くと思います」と言葉を詰まらせた。親子3人の絆が実を結んだ今夜、笑顔と涙で喜びを分かち合う対面が目に浮かぶ。(北海道苫小牧市/塚田達也)

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塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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