大谷奈千代の戦績・プロフィールなど
2011年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
期間:08/12〜08/14 場所:軽井沢72ゴルフ北コース(長野)
好スタートの大谷奈千代「今週こそは!」
6月の「リゾートトラストレディス」で2日目に2位につけたが、最終的には33位と崩れた大谷奈千代。その後、「ニチレイレディス」では初日に4位タイにつけたが、2日目に24位タイに後退してしまった。さらに、先週の「meijiカップ」でも、初日が4位タイ、2日目も5位タイと粘ったが、最終日に16位と3日間通した成績を残せていない。
今週も「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の初日は、4バーディ、ノーボギーの4アンダーでホールアウトし、首位と2打差の4位タイにつけた。10番からスタートした大谷は、14番から3連続バーディを奪った。後半に入り1番でティショットを右サイドの林に打ち込むトラブルとなったが、2打目を逆サイドのラフまで運ぶと、残り60ヤードのアプローチをピン横20センチにつけてナイスパーセーブを決めた。
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「1番のパーは大きかったです。今季ノーボギーでラウンドできたのは初めてだと思います。その後はすーっとゴルフができました」と嬉しそうにこの日のターニングポイントを話す。続く2番パー5で4つ目のバーディを奪うが、その後はパーセーブに繰り返し。そして最終9番パー5は、3打目でピンの右1.5mに付けたが、バーディパットは惜しくもカップの左をすり抜けてしまった。
アドレスに入ったときに少し左を向きすぎていたことを指摘すると、「少し前下がりの傾斜だったので、前傾が強くなると引っ掛けてしまいそうなので無意識に左を向いていたのですかね。今度、キャディとしてアドバイスしてくださいよ」と、笑顔を見せる大谷。
ここ最近、初日のスコアが良いことについては「バーディを獲ることにビックリしなくなったからですかね。以前はバーディを獲ると守りに行こうとか思ってしまって。でも今はどんどんバーディを獲ろうという気持ちになれましたので」と、独自のゴルフ感を語る。「でも、ゴルフの調子は上向きなので、この調子で明日も好スコアを出したいです」と意欲的。今大会は3日間バーディの奪い合いが予想されるが、自身のゴルフを“上り調子”と評する大谷は、残り2日間もバーディを量産できるか。(長野県北佐久郡/本橋英治)