18歳の野村敏京が単独首位をキープ!国内ツアー初V見えた
2011年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン
期間:05/20〜05/22 場所:中京GC石野コース(愛知)
今どきの若手はフェードがブーム!?
「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」2日目を終えて、ツアー初優勝を狙う若手たちが上位に名を連ねた。そのうち、単独首位の野村敏京(18)、4位タイの木戸愛(22)と大城さつき(22)には、いずれも1つの共通点がある。
それは、今年に入ってから球筋をドローからフェードに変えたこと。飛距離を多少は犠牲にしてでも方向性を優先するという決断が、早くもツアーの舞台で結果に繋がっている。そして、その効果を口にする彼女たちの表情は自信に満ちていた。
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「20ヤードくらい落ちたけど、曲がらないし距離感も良くなった」(野村)。「フェードにしてからイメージが出やすくなったし、(フェアウェイキープの)確率も上がった」(木戸)。「曲がり幅が狭くなり、ミスがミスにならなくなった。飛距離も変わっていない」(大城)。それぞれが今や、身も心もすっかりフェードに浸っている。
男子プロの世界では、年齢的に中堅に差しかかった選手がドローからフェードに切り替えるも、苦労を強いられるケースをよく耳にする。短い期間でフェードをモノにする順応性の高さに驚きを覚えるが、これも女性ならではの器用さと、順応性の高い若さの為せる技か。今後、さらに若手のフェーダー化が加速するかも!? (編集部:塚田達也)
塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。
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