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「めちゃくちゃ緊張」「ホーム感」 女子プロにとってのホステス大会

◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 最終日(5日)◇ゴルフ5カントリー 四日市コース(三重県)◇6563yd(パー72)

今大会には計7人のゴルフ5契約プロ(※)が参戦した。1996年から始まった大会だが、三重県のゴルフ5カントリー四日市コースでの開催は初めて。契約選手らは好成績につなげるべく、東京五輪女子ゴルフ競技が開催されていた8月第1週に1週間の合宿を行った。

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ゴルフ5マーケティング部マーケティンググループの曽根美保子さんは「優勝を期待している部分ではありますが、個々にいい成績をあげてほしい。ホステスプロ全員が予選通過はまだありません」。今年2月のオフシーズンにも沖縄で10日間に及ぶ合宿でトレーナーやスイングコーチを招いて技を磨いた。

「個人競技だけど、チームで戦う。穴井(詩)が若手を教えたりもする。みんな仲がいいです」。プロと契約する際には選手の性格や競技と向き合う姿勢を確認して契約に至るという。

穴井詩はツアー初優勝が2016年大会(北海道・ゴルフ5カントリー美唄コース)。今大会は6打差の20位から出た最終日に8バーディ、1ボギーの「65」でプレーし、トップに2打及ばなかったものの通算12アンダーで3位に食い込み、盛り上げた。「このゴルフ5レディスはホーム感があって力をいただいています」と感謝した。

アマチュア時代からサポートを受けている川満陽香理も「(バッグやウェアなど)あちこちにゴルフ5のロゴが入っているので、(テレビなどに)映りたい。めちゃくちゃ緊張しています」。今大会は15位発進も2日目に「75」と落として、1打及ばず予選落ちを喫した。

ゴルフ5が運営するゴルフ場を無料で使用できるなど手厚いサポートを受けていることもあり、選手たちにとってホステス大会は一大イベントだ。

予選落ちとなるとプロとして肩身も狭いに違いない。ホステスプロの結果に注目してツアーを見るのも楽しみ方のひとつといえそうだ。(三重県四日市市/玉木充)

<※ゴルフ5契約プロの結果>
穴井詩/通算12アンダー3位タイ
イ・ナリ/通算4アンダー36位タイ
武尾咲希/通算イーブンパー63位タイ
川満陽香理/予選落ち
山本景子/予選落ち
山田成美/予選落ち
小貫麗/予選落ち

玉木充(たまきみつる) プロフィール

1980年大阪生まれ。スポーツ紙で野球、サッカー、大相撲、ボクシングなどを取材し、2017年GDO入社。主に国内女子ツアーを担当。得意クラブはパター。コースで動物を見つけるのが楽しみ。

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