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小平智は我慢の「73」 同組・石川遼とのコントラスト

2017/10/13 18:12

いずれも悪天候下でショットに苦しんだ小平智と石川遼だったが、明暗が分かれた

◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目 (13日)◇岐阜関カントリー倶楽部 東コース(岐阜)◇7180yd(パー70)

調子は下降線をたどっていた。だからこそ、我慢強さが光った。2年ぶりの大会制覇を目指す小平智は1バーディ、4ボギーの「73」とスコアを落とし、通算3アンダー。初日の首位から6位タイに後退したものの、優勝戦線に踏みとどまった。

初日に「64」をマークしてトップで飛び出した小平はこの日、スタートの10番でいきなりボギーをたたいた。15番(パー5)で2オンからバーディを決めながら、続く16番をボギー。17番ではアイアン型UTでのティショットがフェアウェイ上の打球痕に埋まるなど、「運も味方しなかったので、きょうは辛いゴルフ」となった。

中盤に状況は輪をかけて厳しくなり、空からは雨が落ちてきた。その苦境で小平は“ひと回り”大きくなった姿を見せる。17番から5ホール連続で1パットパーを拾った。ティショットを左バンカーに入れた18番、左ラフに曲げた1番、右ラフにこぼした3番と、いずれも2打目をフェアウェイに刻んでから粘り、2mのパットを立て続けに沈めた。

大溝雅教キャディが、ラウンド中に思わず言った。「いつものゴルフとは違うけど、うまくなった」。プロデビュー当時、ショートゲームに難があると評された小平だが「そこは本当に成長した部分だと自分でも思う。今までなら簡単にボギーにしてしまっていた」と胸を張れた。最終9番で、この日7つ目の寄せワンパーでフィニッシュ。「なんとか耐えた3オーバーだったと思う」と話した。

同組でプレーし、この日「77」をたたいて通算9オーバーで予選落ちした石川遼も、ショットに終始苦しんだ。とはいえ、小平と石川のフェアウェイキープ成功率はともに50%。パーオン成功率は小平が38.89%、石川は44.44%とほぼ同じ。スコアメークの点で、両者の小技の調子の違いは大きなストローク差を生み出したはずだ。

小平はトップの座を3年前のチャンピオン池田勇太に譲り、4打差を追うことになったが、「この試合は、差はあってないようなもの」と気丈に言った。「トップから陥落したといっても気にしていない。ゴルフは4日間の競技。今の順位はあまり関係ない。あと2日間頑張りたいと思います」。粘り強く、泥臭く。ナショナルオープン王者にふさわしいプレーを、週末も見せたい。(岐阜県関市/桂川洋一)

桂川洋一(かつらがわよういち)
1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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