片岡大育が単独首位 1打差2位に池田勇太
2016年 中日クラウンズ
期間:04/28〜05/01 場所:名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知)
平均スコアは「+5.631」 和合2日目は強風にほんろう
18ホールを消化してクラブハウスに戻ってくる選手たちの表情は、苦笑いだったり、憔悴しきっていたり…。この日のコース内での戦いがいかに困難を極めていたかを、如実に物語っていた。
名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで行われた「中日クラウンズ」2日目は、秒速10mほどの突風がコースを吹き抜け、出場した全103選手の平均ストロークは「75.631」(パー70)。初日から「5.477」ストローク悪化して、アンダーパーはわずかに2人。80台以上が11人とスコアも荒れた。
<< 下に続く >>
この日の最難関ホールは435ydの18番(平均ストローク4.650)。2番目に難しかったのは17番パー3(同3.621)と、上がり2ホールが過酷だった。
「突然、風が弱くなった…」と悔やんだのは、17番(パー3)でティショットをグリーン奧に打ち込んだ薗田峻輔。一方でキム・キョンテは、「4Iで奧に行ったらノーチャンスだから…」と、迷ったあげくに5Iでグリーンを大きくショート。刻々と変わる風の強弱に、ティショット前に仕切り直しをする選手も多かった。
過去、平均ストロークが多かった試合には、2014年「日本プロ(1R:76.035/パー72)」、2013年「中日クラウンズ(1R:75.390/パー70)」、2012年「日本オープン(1R:78.351/パー71)」などがある。
この日、2バーディ、4ボギーの「72」で回って通算イーブンパーの9位につけた山下和宏は「まだ、グリーンが軟らかかったから、“めちゃくちゃ難しい”というわけではなかった」と分析する。週末は気温も上がり、風も弱くなる予報。グリーンは速さと硬さを増すとみられる。(愛知県東郷町/今岡涼太)
今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka
- 松山英樹や石川遼の活躍をiPhoneへお届け【GDOゴルフ速報アプリ】
-
注目度が高まっている米PGAツアーや、国内男女ツアーなどの試合速報をいち早くあなたのiPhoneへお届けします。
● 各ツアーの速報をiPhoneへ配信!
● 見やすいフォントサイズに変更できます!