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杉原、ジャンボらに続く偉業達成の可能性も 高橋勝成は内心複雑

2014/05/22 20:08


こんなこと言っちゃあいけないけど、想定外だった。六甲カントリー倶楽部で開幕した「関西オープンゴルフ選手権競技」。63歳の高橋勝成が初日を5バーディ、5ボギーの「72」でまとめた。イーブンパーは61位タイ。まずまずのスタートにもかかわらず、シニアプレーヤーの胸の内は複雑な気持ちでいっぱいだ。

レギュラーツアーの舞台は、18試合に出場した2005年シーズン以来、実に9年ぶり。主催者推薦で参戦したこの試合の“メインの仕事”は週末にあった。大会は今年、土日の会場でプロゴルファーによる生解説付きの観戦ツアーを実施する。その5人のプロの1人が、高橋なのである。

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開幕前から「僕は“お手伝い”に来ただけだから」と、決勝ラウンド進出は頭にほとんど無かったと言っていい。予選2日間だけでも36ホールをプレーできれば、解説に瑞々しさを加えられる。この初日も風の強い午後のラウンドは前半13番までにボギーが2つ先行。「久しぶりに会う人ばかりで、あいさつで首が疲れた」と冗談めかすほどだった。

それがどうだ。ホールを進めていくごとに、勝負師の魂がうずいてくる。難関16番(パー3)では180ヤードの距離を、4番アイアンでアゲンストの風を切り裂き、ピン奥1.5メートルにピタリ。同ホールではこの日、5人しか奪えなかったバーディを記録した。

久々に味わう国内最高峰のセッティングにも「コースの長さ(7,037ヤード)はレギュラーにしては短い。戦えるというか…そこそこ自分の技術を出せる。若い人と同じ土俵に立つと、自分のスイングを良くしたいと思うし、良い刺激になる」と充実感を噛みしめた。それゆえ、土日を思いやると苦笑いになる。

「クラブを握るとね…二重人格になっちゃう。ボギーが出ればカッとなるし、自分の気持ちがコロコロ変わって…なんだか気持ち悪いね」

シニアツアーの魅力は、培ってきた熟練の技だけではなく、選手個々の卓越した話術やパフォーマンスにもあって、ラウンドの間も、ギャラリーと和気あいあいの雰囲気が流れる。必ずしも同じことがレギュラーツアーにも求められるわけではないが、後輩プロたちに注文があるとすれば「正直言うと、ギャラリーの人たちをもっと惹きつけて、盛り上げたい。ゴルフも一生懸命、サービスも一生懸命しないと」といったところ。だからこそ、今回のロープ外での仕事を、責任を持って引き受けていた。

2日目を終えて60位タイ(アマチュアを除く)に入れば、杉原輝雄尾崎将司のように、60代で予選を通過した選手に名を連ねる。ただ結果がどちらに転ぼうとも、高橋が週末にファンサービスをできることだけは間違いない。(兵庫県西宮市/桂川洋一)

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桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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