男子練習場をLIVE配信 31日(金)6:30~
2013年 ダイヤモンドカップゴルフ
期間:05/30〜06/02 場所:大洗ゴルフ倶楽部(茨城)
ジャンボ尾崎が松山英樹を称賛「天性、センスの良さがある」
茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開幕した国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」初日。尾崎将司が初めて同組でラウンドした松山英樹を称賛した。
ジャンボ自身はこの日、1バーディ、6ボギーの「77」。5オーバーの119位タイと出遅れのゴルフ。「全然(ダメ)。失敗ばかり。今日の午前中は悪いコンディションでもなかったのに。グリーンも止まるしね」とプレーを嘆く。その一方で後半に巻き返して1アンダーの27位タイ発進を決めたスーパールーキーについて「(松山は後半に)取り返したな。あの(丈夫な)体が羨ましい」と苦笑いで話した。
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しかし、注目したのはその体躯だけではない。「(スイング)アークが大きい。今の選手は(フィニッシュで)左手の動きが小さいけれど。あれだけのパワーを持っている人間は、“舵を取る”左手がしっかりしていないと。あの子はその辺がしっかりしている。俺にもああいう時があったかな」とジャンボ。そして「一番大事なのは間合い」と松山の独特のリズムをに目を見張った。「バックスイングから、ダウンスイングに入る時に(トップで)間合いがある。パターまですべて同じようなのが素晴らしい。クイックにならない」。
そして、21歳の大きな強みであるグリーン上での戦いも高く評価。「球にフェースが“ワッ”と向かってくる。フォローで打つんじゃなくてな。他のショットと同じでフェースの面でとらえている」と独特の表現で讃えると、「やっぱり天性、センスの良さがあるし、(間合いやリズムも)自分のものにしている。上に行くやつはパターが下手じゃダメ。その(強くなる)条件を持っている」と今後の飛躍にも太鼓判を押した。
この日の18ホールを振り返った松山は「やっぱりオーラがあって、近づけなかったですね。話しかけられないです」と話し、偉大な先輩プロのプレー、とりわけアプローチの技術に感服した。しかしジャンボは「そんなの(松山の)社交辞令や」と一蹴。「オレは球が曲がるから行く方向が違って、(歩く間に)会話なんかできない」と笑った。
「彼にもうちょっと良いゴルフを見せたかったのが本音。昨日の練習場はすごいアゲンストの風が吹いていたから、低めの球を練習していたんだけど・・・」と口惜しそう。しかし意気衰えぬ66歳は「でも、明日があるからな」と次なる18ホール、31日の第2ラウンドを心待ちにしていた。(茨城県大洗町/桂川洋一)
桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール
1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw
- 国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ2013」練習場LIVE
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国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ2013」会場の大洗ゴルフ倶楽部練習場から生中継!松山英樹、藤田寛之など注目選手の練習風景を石井忍プロの解説付きでお届けします。
【ライブ中継予定】
5月31日(金)6:30~9:00、10:30~16:00
6月1日(土)8:00~11:00、14:00~16:00