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尾崎直道が自ら暴露「これ使うと飛ぶ」で失格

国内男子ツアーの2012年開幕戦「東建ホームメイトカップ」の初日、シニアツアーでも活躍するベテランの尾崎直道が、「規則14-3.人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常使用」という項目で失格となった。

上記ルールの中でも細かく分類され、その中の「a.ストロークをしたりプレーする上でプレーヤーの援助になるようなもの」に該当する違反が行われていたのだ。尾崎が飛距離を出すためにマウスピースを使用していたことがラウンド後に発覚し、上記規定が採用された。

違反行為が発覚した理由だが、初日のラウンドを1バーディ、5ボギーでホールアウトするはずだった尾崎だが、ホールアウト後に、「これ、いいよ。飛距離も出てるし・・・」と、マウスピースを使用していたこと、プレーの援助になったことを、他ならぬ自ら披露してしまったのだ。

当の本人は、それがルール違反になるとは思ってもいなかった。しかし、それを聞いた競技委員はルールブックを取り出し、尾崎もそれを確認し“失格”の裁定が下ることになった。

「自分の勉強不足です。お恥ずかしい限りです。勉強して出直してきます」と照れくさそうに短くコメントを残す尾崎。同組でラウンドした市原弘大は「自分もびっくりです。アテストは自分が先に出てしまったので、その後食事をしていたら、直道さんが失格だと聞いたんで。何があったか知らなくて。マウスピースを使っていたのも知りませんでした」と言う。

今回の失格になった理由は“マウスピースの使用”自体ではなく、尾崎が言った「これを使うと・・・」という一言がもたらした。尾崎がスタート前にこの一言を競技委員に伝えていれば、その場で「それは違反になるから使用禁止です」と事前に食い止めることもできたはず。

仮にラウンド後に使用していることが発覚しても「歯がぐらつくので固定するために治療中だ」などプレーの援助に繋がるものではないと言っていたら、失格にはならなかったかもしれない。今回、尾崎が「これを使うと飛距離が出るよ」と違反に繋がる行為という前例を作ったので、今後はこのような違反者が出ることはないだろう。(三重県桑名市/本橋英治)

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