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「みんなゴルフに飢えている」 男子プロが置かれる現状

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本の男子ツアーは1月の開幕戦「SMBCシンガポールオープン」が行われたあと、国内初戦となるはずだった4月の第2戦「東建ホームメイトカップ」から延期や中止が続いている。

「医療従事者支援チャリティゴルフカップ」(16、17日/兵庫・よみうりCC)に参加したツアー12勝の宮本勝昌は「うれしいですよね。こういう機会を与えていただいて。感謝しかない。願ったりかなったりです。みんなゴルフに飢えている」と笑顔を見せた。

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7月「ゴルフパートナー PRO―AM トーナメント」(茨城・取手国際GC)は賞金ランキング対象外の非公式大会に縮小して実施される。公式戦は早くて8月20日開幕の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」(北海道・ザ・ノースカントリーGC)となるが、感染拡大の状況によっては、まだまだ開催は不透明だ。

女子に比べて相対的に注目度が低くスポンサーも少ない男子ゴルフ。ツアー31勝の片山晋呉は「自分も経験しているが、食べられない選手が多い。若手から相談されるし、話を聞いてみると『厳しいです』と」。昨年の賞金シード(賞金ランキング65位以内で2019年は約1256万円)を獲得した選手でも、経費などを考えると経済的に苦しい状況に置かれているという。

サッカーやプロ野球などの他競技と異なり、プロゴルフのスポンサーは大会ごとに違う。新型コロナウイルスに対する認識もそれぞれ異なる。感染のリスクを冒してまで、大会を開催することに躊躇するのも理解はできる。

国内女子ツアーは無観客ながらも「アース・モンダミンカップ」(25日開幕/千葉・カメリアヒルズCC)を開催する。同ウイルスへの感染を確認するPCR検査が選手、キャディ、関係者全員に実施される。

喘息の持病を持つツアー20勝の谷口徹も「PCR検査しないで開催するのは不安がある。検査も100%正確じゃないが、中止してきたリスクから考えるとやらないのはちょっと厳しいですね。安心安全でやるならPCR検査をやってほしい」と願う。

もちろん、感染リスクゼロを追い求めると日常生活すら難しい。ただ、一時に比べて感染拡大が落ち着いてきたのも事実。女子ツアーの取り組みを参考に男子ツアーも再開へ、一日でも早くこぎつけてほしい。(編集部・玉木充)

玉木充(たまきみつる) プロフィール

1980年大阪生まれ。スポーツ紙で野球、サッカー、大相撲、ボクシングなどを取材し、2017年GDO入社。主に国内女子ツアーを担当。得意クラブはパター。コースで動物を見つけるのが楽しみ。

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