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“プロフットゴルファー”とは何者か?/フットゴルフな人々 vol.5 青木剛

2023/12/08 14:00

この道はいったいどこにつながっているのだろう? 世界40カ国以上でプレーされ、米国では現在500コース以上で楽しめるフットゴルフ。これはそんな新スポーツに魅了された人々の素顔に迫る連載インタビューである。

第5回はサッカーの名門・前橋育英高校から鹿島アントラーズに入団し、2007年から09年のJリーグ3連覇を主力として支えたサッカー元日本代表の青木剛さん。現役引退した22年にフットゴルフを始めると、同年早くもジャパンツアー初優勝。23年ワールドカップに日本代表として出場するなど一気にトップ選手へと駆け上がった。

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―近況を教えてください
これまで南葛SC所属のプロフットゴルフ選手として活動してきましたが、今年8月に日本初のプロフットゴルフクラブ「鹿島アセンディア」が立ち上がり、移籍することを決意しました。南葛SCに大変恩を感じていたので心苦しい気持ちも強かったですが、この先フットゴルフを本気でやっていくことを考えて決断しました。

―プロフットゴルフクラブとはどんな組織なのですか
母体は野球を軸にしたイベント会社なのですが、知人の紹介で代表に会って「フットゴルフの活動を本気でしています」という話をしたら、フットゴルフもどんどんやっていきたいということで、最初はトライレイクゴルフクラブ(茨城県鹿嶋市)でゴールホールを使ったイベントを実施しました。その流れでフットゴルフ界のためにプロクラブを作りたいと言ってもらい、少しずつ気持ちが動きました。

鹿嶋市に住んでいるので、地元で活動できる魅力もあります。鹿島アセンディアの理念は「選手として高みを目指す」と「フットゴルフを普及・発展させていく」こと。プラスアルファとして「地域活性化」もあり、立ち上げから2カ月ほどで徐々にそれも感じられるようになっています。実際、すごいスピード感でトライレイクさんにカップを埋めてもらえることになり、この活動には夢があるなと感じています。

―青木さんはゴルフもやっていたそうですね
鹿島アントラーズのクラブハウスがトライレイクから数分なので、オフの日にショートコースを回ったり、隣にある打ちっ放しで練習したりしていました。やっていたと言えるレベルではないですが、ゴルフ漫画「風の大地」が好きだったんです。深いことが書いてあって、ただの漫画じゃなくメンタル的なバイブル本として読んでいました。最近、作画者が亡くなったんですよね。いつも良いところまで行くのにトラブルが起きて優勝できないみたいな流れで、続きが気になっていたのですが…。

サッカーとフットゴルフでどんな違いを感じていますか

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