青木瀬令奈が8番でホールインワンを達成した（大会提供）

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 2日目（27日）◇浜野GC（千葉）◇6669yd（パー72）◇曇り（観衆2607人）

青木瀬令奈がパー3の8番（177yd）でホールインワンを達成。3月「アクサレディス」から6週連続でホールインワン達成者が出たことになり、ツアー最長記録を更新した。

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「普通に打つと届かないと思ったので、ちょっと右に出して捕まえた」という5Uのティショットはピン手前2ydに着弾。そのまま転がり、カップに消えた。「いい感じに飛んでいって、入ったのも見えました」。手応え十分の一撃だった。

得意のUTでエースを決めた

ツアーでのエース達成は2020年「デサントレディース」以来4度目。今年は2月の台湾女子ツアー「TLPGAプレーヤーズ選手権」の最終日でも決めていた。プライベートも含めると「10回目くらい」。スーパーショットにも、「うれしいはうれしいですけど、もう飛び跳ねたりとかはしないですね。『ヨッシャー』って感じ」とクールに喜んだ。

無傷の「66」で8位浮上

これまでのホールインワン連続達成の最長記録は4週連続だったが、「アクサレディス」2日目の櫻井心那に始まり、前週「フジサンケイレディス」初日の永井花奈で「5週」に記録を更新し、青木がつないだ。「みんなでリレーしてる感じ。（記録を）つないでいきたいし、それも女子ツアーが盛り上がるひとつの要因になれば」と笑顔で話す。

この日は無傷の1イーグル4バーディ「66」でプレーし、首位と3打差の8位で最終日を迎える。「後半でもうちょっと伸ばしたかった」と反省しつつ、「きょうが最終日じゃなくて良かったと気持ちを切り替えて、あしたその分バーディを獲っていきたい」と意気込んだ。（千葉県市原市／内山孝志朗）