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2019年 ハッサンIIトロフィー
期間:04/25〜04/28 場所:ロイヤルゴルフ ダール・エス・サラム(モロッコ)

スロープレーの選手リストを“暴露” ウッズや松山の名前も

欧州男子ゴルフツアーのスロープレー規定に抵触した選手の一覧がSNSで暴露され、波紋が広がっている。エドアルド・モリナリ(イタリア)が「スロープレーについて、まじめに取り組むべきときが来た」として、ツアーの内部資料とみられる文書をツイッターに投稿し、5万人を超えるフォロワーの間で大きな反響を呼んでいる。

リストには、タイガー・ウッズ松山英樹の名前も並んでいる。欧州ツアーはリストの信ぴょう性について、コメントしていない。

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モリナリはモロッコで開催された「ハッサンIIトロフィー」(4月25~28日)の第1ラウンドを終えると「ラフがないコースの18ホールで、5時間半(のプレータイム)はあまりに長すぎる!」と書き込み、スロープレーの撲滅を訴えた。翌日に「こんなに物議をかもすとは思っていなかったけど、リツイートが1000を超えたら、最新の欧州ツアーの違反選手リストを公開する」と予告した。

約1時間後に達したことを確認し「約束通り、4月22日時点のリストだ。ことを迅速に進めるために拡散してくれ!」とフォロワーに呼び掛けた。

約150人の選手リストはプリント用紙3枚にわたる。数字は今季のもので、1ストローク40秒以内とする規定よりプレーが遅いとして計測された回数(Timed)、遅延が改善しないとして違反と認定された回数(Breaches)、罰金の総額(Fine Total)とみられる。

プレータイムを計測された選手には実弟で昨季の全英オープン覇者フランチェスコ・モリナリやウッズのほか、松山、宮里優作川村昌弘の名前も記載。松山は3回計測されたが、違反の認定はない。ウッズと川村はそれぞれ1度の違反が記録されている。

投稿された文書によると、計測が最も多いのはアドリアン・オタエギ(スペイン)で6回。2回以上の違反が認定され、ツアーの規定で罰金を科されたのはオタエギ、エリック・ファンローエン(南アフリカ)、ルイ・ウーストハイゼン(同)の3人。罰金額はいずれも3000ドルだった。

エドアルド・モリナリはフォロワーとのやり取りで「ひとつのグループが11ホール連続で計測されながら、前のグループに追いつけない。それはシステムに原因があるからだ。ある選手は(1ストローク)通常40秒のところを80秒もかけていた…」とぶちまけた。「問題なのは、プロとしてプレーが遅い選手はルーティンを変えるなりして、バッドタイム(プレータイムの超過)をなくしていくことだ」と訴えた。

モリナリは「次の違反選手リストは6月下旬に出る予定」と記している。

宮里、川村は欧州ツアーのメンバー。米国ツアーを主戦場とする松山は、欧州ツアーのスケジュールに組み込まれるWGC(世界ゴルフ選手権シリーズ)などでプレーしている。

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