谷原秀人はスイングの違和感ぬぐえず 次戦は「ダンロップフェニックス」
谷原秀人は惜敗を糧に 欧州ツアー初制覇への挑戦
◇欧州アジア対抗戦◇ユーラシアカップ 最終日(14日)◇グレンマリーGC(マレーシア)◇7004yd(パー72)
ドーミーホールとなった17番(パー3)をともにパーとして、谷原秀人は2&1で惜敗した。世界ランキング9位は出場選手中で最上位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)を相手に善戦したが、「きょうは読みが悪くてパットが入らなかった」と悔しがった。
相手には運もあった。ステンソンの1アップで迎えた13番では、2打目がカート道の上に止まったが、そのままアプローチを打って1mにぴたりと寄せてパーセーブ。「『100回打っても寄らないのが寄った』って言っていた。それをここで出すなよ!って(苦笑)」。谷原はこのホールをボギーとし、2アップと差をつけられた。
最終日は敗れたが、3戦2勝で終えた2018年の初戦について「(ゴルフは)いい方向に行っているし、昨年よりいいと思う」と手応えをつかみ、メンバーとして戦う欧州ツアーへと繰り出していく。
次週からはアブダビ、ドバイとUAEで2連戦。その後もマレーシア、オーストラリアとさらに2試合が待っている。「今週は良い経験になったし、欧州ツアーの選手と戦って勉強にもなった。この経験を生かして優勝できたらいい」と、自身初の欧州制覇へ意気込みを新たにした。(マレーシア・シャーアラム/今岡涼太)
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