タイガー、今年もメジャー無冠で終わる
欧州ツアー「ハイネケンクラシック」プレビュー
米ツアーで今季2勝、欧州でも2位フィニッシュと波に乗るアーニー・エルス。そのエルスが今週はオーストラリアで開催される「ハイネケンクラシック」にディフェンディングチャンピオンとして出場する。オーストラリア随一といわれる名門コース、「ロイヤルメルボルン」とは前々から相性が良いエルス。中でも昨年の「ハイネケンクラシック」での優勝は、現在のエルスを復活させた起爆剤だったと言われている。
2000年の「インターナショナル」優勝で7年連続での米ツアー優勝記録保ったエルス。しかしその後、低迷してしまったエルスは2001年は一度も優勝することなくスランプに陥ってしまった。そのエルスが返り咲いたのが2002年の「ハイネケンクラシック」。本来開催されるはずだったコースから「ロイヤルメルボルン」へと開催コースが変更になったことがエルスにとっては好都合だった。過去「ロイヤルメルボルン」では複数の2位タイや3位タイと上位成績ばかり残していたエルスは、初日から64をマーク。ラウンドの度に2位以下との差を広げ、結局2位以下に5打差をつけての勝利となった。
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アーニー・エルス(昨年優勝時)
「この優勝は本当に大きいです。信じてもらえないかもしれないけど、凄く緊張していました。ここのグリーンはマスターズよりも速いし、設計者が同じだから、ここでの良い成績はマスターズへの自信にもつながる」
この時の自信からエルスは2002年に通算5勝。そしてその勢いは止まることなく、エルスは今シーズンも邁進し続けている。
*「ハイネケンクラシック」は初日から最終日までザ・ゴルフ・チャンネルで衛星生中継予定
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