開幕戦を制したアーロン・ライ（Paul LakatosAsian TourAsian Tour via Getty Images）

イングランドのアーロン・ライが「ホンマ香港オープン」で、ヨーロピアンツアー初優勝を遂げた。

23歳のライは日曜のラウンドで一度も首位の座を明け渡すことはなかったものの、最終日のスリリングなバトルを演出した。ヨーロピアンツアー5勝のマシュー・フィッツパトリック（イングランド）は16番までに7バーディを奪う猛チャージでライにプレッシャーをかけるも、17番でこの日初のボギーを叩いたことで失速した。

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ライは最終ホールでボギーを叩きながらもこの日のスコアを「69」。2019年「レース・トゥ・ドバイ」開幕戦で、通算17アンダーとして、ツアー初制覇を果たした。「64」をマークしたフィッツパトリックは通算16アンダーとして単独2位に入った。

ワールドクラスのフィールドでヨーロピアンツアー初制覇を達成したライは、「信じられないほど素晴らしい。当然まだ実感は湧かない。これを実感するには多分何日か必要だろうね。どのツアーでも勝利は素晴らしいものであり、ヨーロピアンツアーは言うまでもなく、『香港オープン』も言うまでもない」と振り返った。

「素晴らしいコースであり、素晴らしい大会であり、声援が素晴らしかった。ギャラリーは最高だったね。とにかく嬉しい。タフなバトルだったけれど、僕は今日良いプレーをしていた他の選手たちとではなく、できる限りコースと向き合ってプレーするよう努めた」と続けた。

「幸い、大半はそれをやり遂げることができた。状況を考えるとタフだったけれど、とにかく嬉しいね」。

惜しくも敗れたフィッツパトリックは「17番で、あんなにシンプルなボギーを叩いてしまいがっかりした。でも良いスタートは切れた」と手応えを明かした。