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マスターズ覇者と金メダリスト 香港で新シーズンへ抱負

輝かしい2017年シーズンを送ったセルヒオ・ガルシアは、「レース・トゥ・ドバイ」の新シーズンを「UBS香港オープン」でスタートさせる。

今年はゴルフコースの内外で充実の1年を過ごしたスペインのガルシアは、「オメガドバイデザートクラシック」と「アンダルシアバルデラママスターズ」の勝利に加え、「マスターズ」を制して念願のメジャー初制覇を遂げた。

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また、ガルシアは先週の「DPワールドツアー選手権 ドバイ」最終日に「65」をマークし、「レース・トゥ・ドバイ」制覇にあと一歩のところまで迫った。もし、ボギーを叩いた最終ホールをバーディとし、プレーオフで勝利を収めていれば、欧州ナンバーワンの王冠はガルシアの手に渡っていたのである。

そうなっていれば、2018年春に第一子の出産が控えたアンジェラ婦人との結婚も相まって、言うことはなかったわけだが、新シーズンのスタート地点に立った彼は、楽観主義的に今季の戦いを楽しみにしている。

「いつだって達成したいと思っていることはあるわけで、2017年はゴルフコースの内外でクレージーな1年となってきたけれど、最高だね」とガルシア。

「結婚し、第一子の誕生が控え、おまけに3勝して、そのうち1勝は『マスターズ』制覇なのだからね」。
「でも、1年のスタートを迎えるので、リセットされる感じになるんだ。進化し続けたいからね。自分の成し遂げたことに満足してしまいたくないんだ。前進し続け、さらに多くの大会で勝ちたいという気持ちを持ち続けるようにしないといけないね」。

「仕事に取りかからないとね。今年はあと2大会に出場するし、昨季と同じような年末年始が迎えられたら良いね」。

「このゴルフコースは最高だよ。街は刺激的で、面白い場所だね。今年1年を通して持ち続けた良い勢いを持続させ、週末にはしっかりとチャンスのある位置につけていたいね」。

ガルシアにとって香港GCは今回が初めてとなるが、2015年の大会王者であるジャスティン・ローズは今回が5度目の粉嶺訪問となる。

イングランドのローズは、長年「ライダーカップ」でチームメイトとしてプレーしたガルシアよりも、さらに惜しいところで「レース・トゥ・ドバイ」制覇を逃した。ジュメイラGEの最終ホールをバーディではなく、イーグルとしていれば、トミー・フリートウッドを逆転して欧州制覇を成し遂げていたところだった。

とはいえ、オリンピック王者はすでに前を見据えることに専心しており、このコースで成功する鍵も熟知している。

「思うに、ここでは我慢が必要なんだ」とローズ。「これまでこのゴルフコースでは良いプレーができているけれど、少し我慢できないときは、時として良いプレーができないこともあるんだ。というのも、このコースはドライバーを振らせたがるところがあるからね」。

「ドライバーでいけば、リスクもあるけれど、次のショットはウェッジを手にすることになるから、確かにチャンスは作り出せるんだ。とても戦略的なゴルフコースだね」。

「ここに来られて胸が躍るね。来て良かったよ。新しいページをめくり、来週は2018年シーズンの『レース・トゥ・ドバイ』で首位に立っていられたら良いと思う。そうなれば、(勝つのが)1週間遅かったということにもなるけれど、勝てたら良いよね」。

「トミーがここにいるのは素晴らしい。特に、彼は『レース・トゥ・ドバイ』を制覇しているだけにね。もちろんセルヒオや僕がいるのもそうだ。ディフェンディングチャンピオンのサム(ブラゼル)に会えるのも良い。いつだって、彼らと会えるのは良いものだよ」。

「この大会はいつも力強いフィールドが集う、すばらしい1週間になるんだ」。

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2017年 UBS香港オープン



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